県別注目高校野球部

西東京高校野球部で進学すべきはここだ!元東京球児が地元を徹底解説

こんにちは、橘裕司です。

今回も、前回好評だった元熊本県高校球児が解説する・熊本球児が進学すべき高校はここだ!のシリーズ版となります。

今回は元東京高校球児に記事を書いてもらいましたので、東京でこれから高校で野球をやろうという球児はぜひ参考にしてみてくださいね。


1.はじめに

全国高等学校野球選手権大会(以下甲子園)において東京都の代表は西東京の代表校と東東京の代表校の計2校が出場可能です。

原則1都道府県で1校の代表しか許されていない甲子園において、2校が出場できるのは北海道と東京の2地域しかありません。

北海道は移動距離の都合と学校数が多いことから南北に分割されましたが、東京は学校数が多いことから、東西へ分割されました。

現在に至るまで、東西間を移動する学校もあり、細かい増減をしながら今に至っています。

なお東西の分け方は、東京23区のうち、世田谷区、練馬区、杉並区を除いた20区と伊豆諸島、小笠原諸島の学校が東東京大会に出場し、その他の学校が西東京大会に出場となっています。

甲子園には春・夏がありますが、本記事では高校野球の集大成となる夏の甲子園について、西東京の強豪校TOP3について紹介します。

2.近年の甲子園出場校

西東京代表は、西東京大会の優勝校です。過去10年の優勝校と準優勝校をまとめた表が下記です。

年度優勝校準優勝校
2017東海大菅生早稲田実業
2016八王子東海大菅生
2015早稲田実業東海大菅生
2014日大鶴ケ丘東海大菅生
2013日大三都立日野
2012日大三佼正学園
2011日大三早稲田実業
2010早稲田実業日大鶴ケ丘
2009日大三日大二
2008日大鶴ケ丘早稲田実業

次項からは特に近年成績が安定している3校を紹介したいと思います。

3.西東京の強豪校紹介

◆東海大学菅生高等学校

【成績】

甲子園の出場回数は、夏は3回、春は3回を数えます。

近年では4年連続で西東京大会の決勝に駒を進めていることから、突出した選手に頼ることなく、安定して総合力が高いと言えます。

2017年の甲子園では、安定した守備と強打で準決勝まで進み、優勝校となる花咲徳栄を苦しめましたが、惜しくも破れました。

【特色】

冬の間には2回の合宿を行い、厳しいトレーニングで徹底的に体をいじめ抜き、精神力を強化するとともに、身体が大きくなり、結果的に安定した成績が残せるようになったようです。

野球部員は寮周辺でゴミ拾いを行ったり、精神的に追い込む姿勢が徹底されたりしている一方、意識や規律が統一されていることが特徴です。

【練習環境】

練習はほとんど毎日19時過ぎまで、校舎のすぐ近くにある学校所有のグラウンドで行われます。

グラウンドは都大会の予選会場として使われることもあり、土のグラウンドですが設備は十分です。

【主な現役プロ野球選手のOB】

・鈴木昂平(オリックス):東海大菅生高→東海大→三菱重工名古屋→オリックス

・南要輔(楽天):東海大菅生校→明星大→楽天

現在の東海大菅生での注目選手といえば、田中幹也選手ですよね。夏の大会が楽しみです。

◆早稲田実業高等学校

【成績】

甲子園の出場回数は、夏は29回、春は21回を数えます。

夏は歴代4位、春は歴代8位の出場回数です。優勝回数は春夏1回ずつです。

2000年までは東東京大会に参加していましたが、創立100周年を機に国分寺へ移転したことに伴い西東京からの参加となっています。毎年優勝候補に据えられており、安定した成績を残しています。

【特色】

チームの方針としては、選手の自主性に重きをおいているようです。

監督である和泉監督は、あるメディアのインタビューで最も大事なものとして「感性」を上げ、監督が過干渉することなく、選手自身で判断する野球を理想としており、「頭の柔軟性、判断力を養うことが大切なこと」と回答していました。

【練習環境】

早稲田実業の校舎は国分寺ですが、グラウンドは南大沢になります。

グラウンドは「王貞治記念グラウンド」と名付けられ、2016年1月に大幅なリニューアルがなされました。

外野、ブルペン、屋内練習場には人工芝が敷き詰められ、設備は充実していると言えます。

【主な現役プロ野球選手のOB】

・斎藤佑樹(日本ハム):早実高→早大→日本ハム

・重信慎之介(巨人):早実高→早大→巨人

・清宮幸太郎(日本ハム):早実高→日本ハム

現在早稲田実業で注目の選手といえば、清宮選手と共にクリーンナップを担っていた野村大樹選手ですよね。

別で記事を書いていますので、興味のある方は読んでみてくださいね。

関連記事:【野村大樹・早実】1年生から4番の逸材はプロ野球へ?早稲田大進学?

Youtuberのクーにんさんも早稲田実業OBの船橋さんにインタビューしていますね。(笑)

◆日本大学第三高等学校

【成績】

甲子園の出場回数は、夏は16回、春は20回を誇ります。

夏は歴代36位、春は歴代12位の出場回数を誇ります。全国制覇は、夏は2回、春は1回達成しています。

夏2回の全国制覇は、ともに小倉監督が率いて達成しています。

2001年ドラフトでは、同じ高校からの史上最多となる4人ドラフト指名され話題となりました。

【特色】

日大三高の野球は「超攻撃野球」と呼ばれることもあり、攻撃的な野球が持ち味となっています。

次項で説明する練習環境も相まって、バッティング練習には特に力を入れているようです。

チームとしては、理論的な野球という部分にも重きをおいており、野球の基本、理論がチーム全体に浸透しており、統一されています。

【練習環境】

野球部の寮は室内練習場と繋がっており、毎日ハードに練習ができる環境が揃っています。

グラウンドは敷地内にあり、スタンドが設置されており、都大会の会場としても使用されることもあり、設備としては十分です。

内野には土、外野には天然芝が敷き詰められており、野球をする環境として、申し分ない設備となっています。

【主な現役プロ野球選手のOB】

  • 近藤一樹(ヤクルト):日大三高→近鉄→オリックス→ヤクルト
  • 荒木郁也(阪神):日大三高→明大→阪神
  • 吉田裕太(ロッテ):日大三高→立正大→ロッテ
  • 山崎福也(オリックス):日大三高→明大→オリックス
  • 高山俊(阪神):日大三高→明大→阪神
  • 横尾俊建(日本ハム):日大三高→慶大→日本ハム
  • 関谷亮太(ロッテ):日大三高→明大→JR東日本→ロッテ
  • 坂倉将吾(広島):日大三高→広島
  • 櫻井周斗(DeNA):日大三高→DeNA

現在の日大三高の注目選手といえば、井上広輝選手です。選抜にも出ていましたね。

別で特集記事を書いているので、興味のある方は読んでみてくださいね。

4.まとめ

今回は「より成績が安定している高校」として3つの高校をご紹介しましたが、日大二高・日大鶴ヶ丘の日大付属高など、近年は甲子園への出場がない強豪校がまだまだあります。

この記事が、紹介させて頂いた高校はもちろんですが、他校にも注目したり、知るきっかけになると幸いです。

尚、練習環境やチーム方針は年々変わっていくものですので、進学を考えている球児はぜひ高校の監督に話を聞きに行ったりと、生の情報も仕入れるようにしましょうね。


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