アイキャッチ引用:高校野球ドットコム
こんにちは、橘裕司です。
今回はフジテレビの「ミライ☆モンスター」に元大阪桐蔭・現在早稲田大学に進学している徳山壮磨選手が出演することを知りましたので、紹介してみようかと思います。
放送は、6/17(日)の午前11時15分~11時45分の30分間ですので高校野球ファンは必見ですね。
徳山選手といえば、甲子園での激闘が思い出されます。バッタバッタと三振をとる姿は頼もしくありました。
早稲田大学に進んでも活躍していますよね。
早稲田大学と慶応大学
「早慶戦だからこそ。好敵手だからこそ」
この前の最終戦で延長にまでもつれ込んだ試合は劇的な幕切れやったなぁ👀👀
このPVに大阪桐蔭出身・徳山壮磨の喜ぶ姿が何度も出てきてるのは嬉しいな😎⚾✨
この徳山の笑顔を見てると、野球を楽しそうにやってるのが伝わってくる😼 pic.twitter.com/kuVZeMk4Az
— や す ぽ ん くん@FCU (@ksmokya_fcu_21) 2018年6月11日
【早実vs大阪桐蔭 新チーム対決】
清実幸太郎 vs 徳山壮磨
2017年ドラフト候補対決
痛烈な二塁打で清宮が制す。#動画 pic.twitter.com/38L2WT1Ni1— YU-TO@ヒマ人動画🎦🎦 (@YU___TO_himaaa) 2018年6月9日
ピンチを切り抜け思わずガッツポーズが溢れます💪 pic.twitter.com/SrHmEVPUVm
— ひっし⚾野球垢⚾ (@89cameroman) 2018年6月15日
#徳山壮磨 選手#大阪桐蔭 #早稲田大学 pic.twitter.com/g6D3OgLKuA
— ひっし⚾野球垢⚾ (@89cameroman) 2018年6月8日
では、紹介していきたいと思います。
徳山壮磨選手プロフィール
世代 | 1999年度生まれ |
利き腕 | 右投右打 |
身長 | 183cm |
体重 | 73kg |
ポジション | 投手 |
最高球速 | 145km |
所属 | 早稲田大 |
学年 | 1年 |
球歴 | 中学:兵庫夢前クラブ (2012-2014) 高校:大阪桐蔭 (2015-2017) 日本代表:U-18野球ワールドカップ日本代表 (2017-2017) 大学:早稲田大 (2018-2021) |
全国大会(中学) | 中学1年 2012年ジャイアンツカップ(1回戦) 中学3年 2014年ヤングリーグ選手権大会(2回戦) |
全国大会(高校) | 高校1年 2015年明治神宮野球大会(高校野球)(ベスト4) 高校2年 2016年選抜高等学校野球大会(2回戦) 高校3年 2017年選抜高等学校野球大会(優勝) 2017年全国高等学校野球選手権大会(3回戦) |
引用:球歴.com
徳山壮磨選手は、兵庫県出身ですね。中学時代に硬式野球チーム・兵庫夢前クラブ(ヤングリーグ)でプレイしていました。中学時代は硬式野球の甲子園と言われるジャイアンツカップにも出場していますね。
高校は名門・大阪桐蔭高校に進学し、1年生の秋季県大会から控え投手としてベンチ入りしました。甲子園は2016年の夏、2017年の春夏と計3回出場しています。
大阪桐蔭は徳山選手が卒業した後も2018年の春の選抜甲子園でも優勝するなど、プロ再注目選手根尾選手を中心に圧倒的な強さを見せていますが、下の世代に支えられながら、絶対的エースとして大阪桐蔭で活躍していました。
身長は183cm、体重は73kgと少し細すぎる気がしますが、高校時代はMAX145kmの直球とスライダー、フォーク、カーブなど多彩な変化球で安定した投球を見せていました。
大学に入って体幹を徹底的に鍛え2km球速がアップし、現在はMAX147kmとなったそうです。上原選手と同様、球速が150kmを超えずとも「キレ」で三振を取っていくピッチャーですね。
徳山壮磨選手が在籍していた兵庫夢前クラブとは?
徳山選手の中学時代にフォーカスを当ててみましょう。
兵庫夢前クラブというヤングリーグに所属し硬式野球に早期から触れています。
兵庫夢前クラブの練習は、平日(ナイター!)も練習しており、かなり気合の入ったクラブチームと言えるでしょう。土日しか練習しないクラブチームの方が多いですからね。
練習日 | 火曜日・金曜日(ナイター) 18:00~21:00 |
土曜日・日曜日・祝日(終日) 9:00~ | |
部員数 | 三年生 16名 二年生 12名 一年生 22名 |
直近のOBを見てみると、日本航空高校石川、尽誠学園、報徳学園、履正社、神戸国際大付と名門校にどんどん選手を輩出しています。徳山陽向選手はまさか弟かと思いましたが違いました。
引用:10期生(平成29年度)
ちなみに徳山選手は7期生に当たり、神戸国際大付属に進んだ黒田倭人選手と同時に甲子園に出ています。
引用:7期生(平成26年度)
大阪桐蔭と神戸国際大付属の甲子園での直接対決はありませんでしたが、2016年の秋季大会準決勝で激突し、黒田選手率いる神戸国際大学附属が勝利しています。
決勝は黒田選手が投げ、見事秋季兵庫県大会で優勝しています。
元チームメート、的な観点でいえば、福島リトルシニアのOBに早稲田実業の野村大樹選手、徳山選手の元チームメートである大阪桐蔭の中川選手(現主将)、明秀学園日立高校の増田選手が同期で夏の甲子園対決が期待されますよね。
なかなか甲子園での対決が実現するというのは難しいものです。
最近実現したのは「元バッテリー」だった中京大中京の上野投手と関東一高の上野選手ですね。小学6年生でバッテリーを組み、愛媛西シニアも一緒にプレーしていましたが高校は別の進路を選びました。
少し話が逸れましたが、兵庫夢前クラブは指導者も甲子園経験者が多く、ナイター設備も揃っており、ジャイアンツカップも出場するくらいの強豪ということがわかりますね。
ジャイアンツカップといえば、2017年の決勝は佐倉シニア対小山ボーイズでした。毎年この大会ではスターが生まれるのですが、2017年のスターは佐倉シニアの西川選手で間違い無いです。
そして、準優勝チームのエースが仲三河優太投手でした。仲三河選手は大阪桐蔭に進学し、徳山選手の後輩に当たるということです。1年生にして香川県招待試合に登板し九人をパーフェクトピッチングを披露しました。
香川県招待試合
試合終了
大手前高松1-7大阪桐蔭大手前 000001000 1
大桐蔭 03111100x 7投
大:清水→吉田→中村
桐:柿木→仲三河9回表
大手前の攻撃
2番平井 逃三振
3番内田 一飛
4番大西 遊飛試合終了。
仲三河優太投手、3回パーフェクト、6奪三振のデビュー‼#大阪桐蔭— 古代の浪漫 (@kDp6sbxkBFFDEcy) 2018年6月16日
大阪桐蔭
仲三河優太(1年生)大手前高松との試合で
7回からリリーフ。
7表は三者連続三振。
8表の先頭打者と3アウト目が三振
9表も三振ひとつ。3イニング、打者9人で6奪三振
パーフェクトピッチング。先週、愛知で打ち込まれた投手陣に新たな1年生投手がベールを抜いだ。
恐るべし桐蔭— なごみ (@nagominagomih) 2018年6月16日
大阪桐蔭、1年生投手仲三河君、7〜9回をパーフェクトリリーフ‼︎打者9人に対して、4者連続を含む6奪三振‼︎キレッキレのストーレートが凄かったゎw#大阪桐蔭 #仲三河優太 #レクザムスタジアム #香川県招待試合 pic.twitter.com/xD3s9w6RRJ
— たけしんTV (@aynihs_xxx) 2018年6月16日
徳山壮磨選手の大阪桐蔭での活躍
高校は名門・大阪桐蔭高校に進学し、活躍は言うまでもないくらいですね。
1年生の秋季県大会から控え投手としてベンチ入りし、神宮大会準決勝で自己最速タイ138kmを計測とここで波に乗りました。
2年生の選抜甲子園は、当時控え投手だった3年生左腕、岩本選手が怪我で戦線離脱し「背番号10」をGet。土佐高校戦で9回に登板し甲子園デビュー。しっかり0点に抑えました。
大阪桐蔭は2回戦の木更津総合高校戦で4-1で敗れてしまいました。
2年生の夏の甲子園予選は登板なし。大阪桐蔭も3回戦敗退。
2年生の秋季大会にエースに定着し近畿大会ベスト4入りを果たしました。
公式戦10試合のうち7試合に先発、48回を防御率2.79、43安打に抑え、選抜出場の原動力となりました。
3年春の選抜甲子園ではなんと全5試合に登板し39回を防御率1.62と驚異的な数字を残し、大阪桐蔭は5年ぶりに日本一に。
決勝は履正社との大阪対決となり話題にもなりましたよね。プロに進んだ安田選手が主軸を打っています。
ピッチングを見ていると、要所要所をしっかりと直球と変化球のメリハリをつける投球術が光りますね。この後日本代表U18に選出され、清宮選手らと共に世界3位に貢献しました。
引用:最終順位
体が大きくなり、さらにダイナミックになった徳山選手の早稲田大学での活躍を期待したいところです。
徳山壮磨選手の早稲田大学での活躍
徳山選手は早稲田大学に進学しました。
徳山選手は選抜甲子園で優勝投手になるなど、早稲田が是が非でも欲しがる選手と言えるでしょう。有名選手の進路の決まり方は以下の記事に書いているので参考にしてみてください。
徳山選手はもちろん1年春からベンチ入りしており、リリーフ投手として活躍中です。今年は早稲田大学の1軍に1年生は四人しか入っておらず、徳山選手はその中に入っています。
計13試合のうち6試合で先発は1度だけですが、計15回を投げて失点2、防御率1.20、奪三振数15と結果を出しています。高校時代はMAX145kmでしたが、慶應大学戦で148kmを計測しました。伸びシロですね!
ちなみに早稲田大学の春季リーグは3位の結果に終わっており、慶應大学が1位で全日程終了ですね。

徳山壮磨選手の今後の展望
プロ野球に進んで欲しいですね。まだまだ早稲田大学に入学したばかりなのでドラフトはかなり先ですが、着実に体を大きくしてレベルアップして飛躍して欲しいと願います。
ミライモンスターでも慌てず4年間でプロへの土台を作りたいと話をしていました。
【ミライ☆モンスター 徳山壮磨 出演】
明日、放送されますテレビ番組『ミライ☆モンスター』に弊部1年の徳山壮磨が出演し、特集していただくことになりました。
番組:フジテレビ『ミライ☆モンスター』
日時:6/17(日) 11:15〜11:45https://t.co/dVLrnWboi7是非、ご覧下さい!! pic.twitter.com/SpptgBP8gK
— 早稲田大学野球部【official】 (@wasedabbc1901) 2018年6月16日
ミライモンスターで
大阪桐蔭出身徳山壮磨さん特集!!🌟
岩本さんも!
楽しみにしてた! pic.twitter.com/7odQOCv8yC— A m i k a (@reve_0311) 2018年6月17日
#大学野球 #徳山壮磨 #ミライモンスター
② pic.twitter.com/E4LNIzLgxN— sayu☺︎♥ (@23YSaaaaa) 2018年6月17日
現在放送中のフジテレビ ミライ⭐モンスター は
しょーごと智久の後輩 早稲田大学、エムの後輩 大阪桐蔭高校出身の徳山壮磨くん
4年後、安田清宮と勝負👊だって
早稲田の新人は朝3時4時起きでグラウンド整備とクラブハウスの清掃
しょーごもやってたんやろな
徳山くんは綺麗好きだと pic.twitter.com/u7mL8d68Tu— 2番セカンド (@m54ka) 2018年6月17日
早稲田大学進学後、バッテリーを組んでいる相手も同じく大阪桐蔭出身の岩本選手(高校通算18本塁打)でプレーしやすい環境にあるようです。目標は東京6大学野球で優勝をすることと言っていますね。
立教大学戦が開幕戦でしたが、岩本選手と共に6大学デビューし、1回をきっちり抑えました。早稲田の1年生が開幕戦に登板したのはここ30年で五人しかいないようですのね。昨年は元木更津総合の早川選手が登板しました。
根尾選手など後輩が今年はドラフト指名されますが、それに焦らず野球に打ち込んで欲しいと思います。
以上、『徳山壮磨・早稲田大学』元大阪桐蔭MAX147kmエース右腕がミライ☆モンスター出演…の話題でした!