歴代甲子園優勝校等特集

『甲子園優勝校・歴代最強時代特集』東海大相模野球部の2015年世代

アイキャッチ引用:集英社

こんにちは、橘です。

夏の風物詩、甲子園では様々なドラマが毎年生まれますよね。

本記事では東海大学付属相模高等学校(東海大相模)の歴代最強だと思われる年を紹介します。

橘裕司
橘裕司
選抜も出てたけど夏はどうかな?

東海大相模は注目選手盛りだくさんですよね。

東海大相模の通算成績

東海大相模は神奈川県相模原市にあり、東海大学の付属校になります。全国に14ある東海大学の付属校の中で最も知名度があり、全国的に有名な高校です。

神奈川という激戦区の高校であることから、1978年から2010年まで夏の甲子園出場がありませんでしたが、近年では頻繁に出場しており、全国屈指の強豪に名を連ねています。

その東海大相模の甲子園での通算成績は、春(選抜)・夏(選手権)通算で41勝16敗を記録。選抜の出場回数は10回で歴代45位タイ、選手権の出場回数は10回となっています。

なお選抜で優勝は2回(2000年、2011)、選手権での優勝は2回(1970年、2015年)達成しています。通算成績で特筆すべきはその勝率の高さです。

選抜での通算勝率は.742(23勝8敗)を記録しており、20試合以上行っている高校の中では5位、30試合以上行っている高校の中では4位となっています。

選手権での通算勝率は.692(18勝8敗)を記録しており、20試合以上行っている高校の中で14位となっています。この勝率の高さからも神奈川県のレベルの高さが分かるかと思います。

さて、全国でも屈指の成績を持つ東海大相模ですが、最強だと思われる年は2015年になります。

33年間選手権の出場がなかった東海大相模ですが、2010年に選手権出場を果たし、2014年にも選手権に出場。

二年連続出場となった2015年に45年ぶりの選手権優勝を果たしました。では、次項から詳細を説明します。

2015年(平成27年度)の東海大相模

2015年の東海大相模は、秋季神奈川県大会では、準々決勝で横浜高校に1-10で敗れたこともあり、明治神宮大会と選抜への出場はありません。

しかし春季大会で優勝。選手権大会では、横浜高校を相手に9-0と完勝し、選手権へ駒を進め、選手権優勝を果たしました。

国体では選手権の勢いをそのままに決勝戦では中京大中京を相手に逆転勝ちを収め、見事二冠を達成しました。以下に選手権と国体の結果をまとめました。

  • 夏の甲子園選手権大会
    2回戦  :東海大相模6-1聖光学院
    3回戦  :東海大相模11-2遊学館
    準々決勝  :東海大相模4-3花咲徳栄
    準決勝   :東海大相模10-3関東第一
    決勝    :東海大相模10-6仙台育英
  • 国体
    1回戦  :東海大相模5-0敦賀気比
    準々決勝  :東海大相模7-0秋田商業
    準決勝   :東海大相模10-7智弁和歌山
    決勝    :東海大相模7-5中京大中京

選手権の結果を見ると、準々決勝の花咲徳栄以外では、点差を付けて勝利しています。決勝では、先制したものの同点に追いつかれ、再度勝ち越し勝利したことからも、底力も有るチームでした。

得点は多く、失点は少ないことから、総合力が高く穴が少ないチームでした。

国体では、2試合連続完封勝ちで危なげなくスタートしましたが、準決勝/決勝と失点が増加しました。

しかし打線が繋がり、競り勝っています。このことからもバランスの良いチームであったことが伺えます。

選んだポイント

2015年の東海大相模で特筆すべきは、小笠原選手と吉田選手の「左右のWエース」を軸とした守備力になります。

小笠原選手は最速152km/h(高校時代)の直球を誇り、かつ2年生時の選手権の敗戦からは変化球の精度を挙げており、神奈川県大会では、イニング以上の三振を取りつつ、無失点を誇りました。

一方の吉田選手は、コントロールが良く、スライダーのバリエーションと精度に長けており、2年生の神奈川県大会決勝では、20奪三振の大会タイ記録をマークしました。

いずれの選手も高卒でプロ入りしており、超高校級の二枚看板を揃えていたことが分かるかと思います。

打線は選手権で二桁得点を3回記録しており、得点力は高いですが、一発は少なく、選手権大会中に2本となっています。

一発ではなく、繋がる打線でソツなく得点する打線になります。ただし、選手権決勝の超高校級との評判だった仙台育英・佐藤選手(現・オリックス・バファローズ)から10得点しており、攻撃力は歴代屈指と言うことができます。

また東海大相模はチームのテーマとして”アグレッシブベースボール”というのがあり、序盤から主導権を握り、相手を圧倒する野球が持ち味でもあります。

2015年のチームは序盤で主導権を握り、投手陣を含めた守備力で安定した結果を残していたことも印象的でした。

東海大相模が輩出したプロ野球選手

2015年の東海大相模は、小笠原選手と吉田選手のWエースがチームの軸でしたが、二人とも高卒でプロへ進みました。

他の選手達が大学で野球を続けていれば、2019年のドラフト候補として名前を聞くことも有るかもしれません。

先にプロに進んだ二人と対戦する姿を期待したいと思います。

  • 小笠原慎之介:中日ドラゴンズ(2015年ドラフト1位〜)
    2015年の甲子園時の守備位置・背番号:投手・1番
  • 吉田凌:オリックス・バファローズ(2015年ドラフト5位〜)
    2015年の甲子園時の守備位置・背番号:投手・11番

まとめ

今回は2015年の東海大相模を紹介させて頂きました。比較的最近のチームであることから、皆さんの印象にも強く残っているチームかもしれません。

なお東海大相模は、2015年の選手権優勝から、2017年までは選抜・選手権ともに甲子園出場は有りませんでした。

ですが、2018年のチームは選抜出場を果たしており、準決勝まで駒を進めています。2018年チームはプロ注目の投手・打者がおり、優勝候補や歴代最強と言われることもあるチームになります。

選手権の出場し、結果を残すことができるのか、神奈川県予選から注目したいチームになります。

また、東海大相模はOBが豊富な高校になります。

古くは原辰徳氏(元読売ジャイアンツ)もいましたし、近年では、菅野智之選手(読売ジャイアンツ)、田中広輔(広島東洋カープ)、大田泰示(北海道日本ハムファイターズ)等です。

OBが多いことから、OB対決の視点から野球観戦するのも面白いと思います。

本記事が東海大相模への興味や関心に繋がると幸いです。


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