歴代甲子園優勝校等特集

『甲子園優勝校・歴代最強時代特集』日大三高野球部の2001年世代

こんにちは、橘裕司です。

夏の風物詩、甲子園では様々なドラマが毎年生まれますよね。

直近ではこの中学時代ではバッテリーを組んでいたという二人の甲子園での「親友対決」はグッとくるものがありました。

橘裕司
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漫画・H2の比呂と英雄の対決を思い出しちゃうよNe!

そして、いつの時代も「最強野球部」が君臨するのが高校野球の醍醐味でもあります。今年でいえば大阪桐蔭ですね。

橘裕司
橘裕司
レギュラーほとんどプロ注目選手だもんね〜

そこで、過去に最強野球部と言ったらどこがあるだろう・・・と思い、特集してみようと思い立ちました。野球が大好きなライターさんにまずは「日大三高野球部」を書いてもらいました。

高校野球ファンにはかなり面白い内容になっていると思いますので読んでみてください。

橘裕司
橘裕司
日大三高って毎年最強な気もする

はじめに

長い高校野球の歴史の中で、数多の強豪校が存在していましたが、その強豪校の中でも圧倒的な強さを誇った年が存在します。

本記事では日本大学第三高等学校(日大三高)の歴代最強だと思われる年を2年分(2世代)紹介します。

日大三高の通算成績

日大三高の甲子園での通算成績は春・夏通算で50勝33敗。夏の優勝は2回(2001年、2011年)。

春の優勝は1回(1971年)になります。全国的に有名な日大三高について、最強と思われる年は、夏の甲子園優勝を果たした2001年と2011年になります。本当は単年にしたかったのですが、甲乙つけがたく、複数年を紹介します。

では次項より、それぞれの年代について紹介させて頂きます。

2001年(平成13年度)の日大三高

2001年の日大三高といえば、豪打、豪打、豪打。

キャプテンがベンチのキャッチャーでもありドラマがありました。

橘裕司
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個人的に4番の原島選手が好きだったんだよね〜なんでプロになってないの?

成績

平成13年度は春・夏ともに甲子園に出場しており、夏は優勝を果たしています。なお国体ではベスト8となっており、明治神宮大会ではベスト4となっています。

公式戦の成績は28勝4敗となっています。春・夏の甲子園での戦績は下記になります。

  • 平成13年度・春-
  • 2回戦:日大三高8-5姫路工高
  • 3回戦:日大三高3-8東福岡高
  • 平成13年度・夏
  • 1回戦:日大三高11-7興南高
  • 2回戦:日大三高11-4花咲徳栄高
  • 3回戦:日大三高7-1日本航空高
  • 準々決勝:日大三高9-2明豊高
  • 準決勝:日大三高7-6横浜高
  • 決勝:日大三高5-2近江高

選んだポイント

選抜の3回戦、東福岡戦では守備の乱れから敗戦しましたが、そこから守備も打撃も磨き、夏の甲子園では圧倒的な打力で優勝しました。

初戦・二回戦では連続して11得点を記録。甲子園では、打率4割超え7人、チーム打率は当時歴代1位の.427、チーム本塁打は7本を記録、強力打線と呼ばれました

さらに後にプロ入りする二人の投手を擁し、投手を中心とした堅実な守備も誇りました。これは選抜での守備力に起因する敗戦により成長できたことが理由の一つと考えられます

また、2001年のチームからは高校からは歴代最多となる4人がドラフト指名されました。このことからも超高校級が揃っていたことが分かると思います。

輩出したプロ野球選手

同じ学校(所属)から同一年に4人が指名されたのは、歴代2位、高校としては歴代1位タイとなります。特に投手陣はエースと控えにドラフト指名されており、層の厚さが伺いしれます。打者も2人指名されており、このことからも戦力の充実が分かります。

  • 内田和也:ヤクルトスワローズ(ドラフト3位)
    甲子園時の守備位置・背番号:中堅手・8番
    (現・立正大学付属立正中学校・高等学校の硬式野球部顧問)
  • 千葉英貴:横浜₊ベイスターズ(ドラフト6位)
    甲子園時の守備位置・背番号:投手・11番
    (現・GSL野球塾講師)
  • 都築克幸:中日ドラゴンズ(ドラフト7位)
    甲子園時の守備位置・背番号:二塁手・4番
    (現・神奈川県の都筑中央ボーイズ監督)
  • 近藤一樹:近鉄バファローズ(ドラフト7位)
    甲子園時の守備位置・背番号:投手・1番
    (現・ヤクルトスワローズ)
    ※球団名は当時のものです。
橘裕司
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近藤選手の投げっぷりも気持ち良い

2011年(平成23年度)の日大三高

2011年の日大三高といえば、現在阪神でも大活躍している高山選手が主軸を打っていた時代ですね。横尾選手、畔上選手、高山選手と強打者がずらっと並んでいました。

成績

平成23年度も春・夏ともに甲子園に出場しています。春もベスト4となっており好成績を残していますが、夏は打力を活かし優勝を果たしました。

なお国体での優勝、明治神宮大会での優勝により、三冠を達成しているチームになります。春・夏の甲子園での戦績は下記になります。

  • 平成23年度・春-
  • 2回戦:日大三高8-5姫路工高
  • 3回戦:日大三高3-8東福岡高
  • 準々決勝:日大三高13-2加古川北高
  • 準決勝:日大三高2-9九州国際大付高
  • 平成23年度・夏
  • 1回戦:日大三高14-3日本文理高
  • 2回戦:日大三高11-8開星高
  • 3回戦:日大三高6-4智弁和歌山高
  • 準々決勝:日大三高5-0習志野高
  • 準決勝:日大三高14-4関西高
  • 決勝:日大三高11-0光星学院高

選んだポイント

まず戦績がずば抜けています。2011年チームは、選抜ベスト4もすごいことですが、その他で三冠も達成しています。

つまり公式戦での敗戦は1試合になります。さらに主力の選手は1年生の秋や2年生から活躍しており、2010年の選抜でも準優勝を経験しています。

2011年の夏の甲子園では、一回戦と二回戦を二桁得点で勝利すると、6試合中4試合で二桁得点を奪い強力打線で圧倒し優勝しています

なお6試合中4試合の二桁得点は90年ぶりの記録でした。1試合の平均得点は10.2を記録し、6試合連続で二桁安打を記録しました。5割打者が3人いたことも当時の強力打線を象徴しています。大会でのチーム本塁打は6本記録しました。

また、守備では投手の吉永健太郎選手が一人で投げ抜き、準々決勝と決勝では完封勝利を挙げました。2011年のチームはどうしても打撃に目が言ってしまいますが、投手を中心とした守備力もあり、高次元での総合力を備えたチームだったといえます

活躍したプロ野球選手

高校から直接プロ野球に進んだ選手はいませんでしたが、それぞれ大学の強豪校を経てプロ野球のキャリアをスタートさせました。

橘裕司
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2001年に直接プロに行かせた選手が多かったんだけど近藤選手以外みんな戦力外になっちゃったから、小倉監督も慎重になったんだよね

人数だけをみてしまうと2001年のチームに見劣りしてしまいますが、ドラフト候補となった選手は多く、2015年六大学野球では、2011年の日大三高出身選手3人がベストナインに選出されました。

また六大学内で3校の主将が2011年の日大三高出身でした。野球の技術だけでなく、人格の育成もしっかりしている高校であったと推測できます。

  • 高山俊:明治大学→阪神タイガース(2015年ドラフト1位)
    甲子園時の守備位置・背番号:右翼手・9番
  • 根尾俊建:慶応大学→北海道日本ハムファイターズ(2015年ドラフト6位)
    甲子園時の守備位置・背番号:三塁手・5番

まとめ

「歴代最強」とはじめに説明しておきながら複数年紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか。日大三高がいかに強いかは分かって頂けたと思いますが、他の年には他の高校が強いということも、もちろん有ります。

それが高校野球の面白いところであり難しいところであると思います。本記事が高校野球への関心のきっかけとなると幸いです。


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