プロ野球歴代最強特集

エンジェルス大谷翔平の同僚で外野手『マイク・トラウト』がメジャー最強たる所以はWARにあり

エンジェルス大谷翔平の同僚で外野手『マイク・トラウト』がメジャー最強たる所以はWARにあり

野球ファンなら「野手なら今は〇〇が一番!」といった会話を一度はしたことがあると思います。

その時代それぞれに最強野手はいると思いますが、現代のMLBにおいて、最強野手の呼び声高い選手。

それはロサンゼルス・エンゼルス所属のマイク・トラウト選手です。

本記事では、大谷翔平選手のチームメイトでもあるマイク・トラウト選手を紹介したいと思います。

 

マイク・トラウトの基本プロフィール

マイク・トラウト(本名:マイケル・ネルソン・トラウト、以下トラウト)はロサンゼルス・エンゼルス(エンゼルス)に所属する外野手で主にセンターを守っています。

1991年生まれで188cm、106.6kgと恵まれた体格の選手です。


背番号は入団から一貫して27番。年俸は3408万3333ドル(約37億4,916万円)となっています。

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そんなトラウトのキャリアは2009年にエンゼルスから指名されスタートしました。

2009年にエンゼルスから1巡目(全体25位)の指名を受けて入団。

2010年はAとA+で好成績を記録。

2011年はAA級でシーズン開幕を迎えるも、7月に19歳11ヶ月という若さでメジャーデビュー。

メジャーでは40試合の出場で打率.220と低迷するも、5本塁打をマーク。翌年に期待を持たせる結果となりました。

飛躍は2012年。

開幕はAAAで迎えましたが4月のうちにメジャーへ昇格。

月間MVPや新人月間MVPの同時受賞や、オールスター出場など活躍。

最終的な成績は史上最年少かつ新人初の「30ー30」を達成するなど打率.326・30本塁打・83打点・49盗塁をマーク。

盗塁王と新人王になる活躍を見せました。

なお、この年はMVP候補として名前が上がりましたが、ミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)が受賞し、トラウトは惜しくも受賞を逃しました。

この時、WAR(後述を参照)での評価はトラウトが上回っていたことから物議を醸しました。

2013年以降はレギュラーとして定着。その間に記録した主な記録は下記の通りです。

打点王:1回(2014年)
盗塁王:1回(2012年)
新人王(2012年)
シルバースラッガー賞:6回(2012年〜2016年、2018年)
ハンク・アーロン賞:1回(2014年)
ア・リーグMVP:2回(2014年、2016年)
トリプルスリー:1回(2012年)
サイクルヒット:1回(2013年)

最強野手の理由

トラウトは各部門の賞の受賞はそんなに多くありません。

しかし、そんなトラウトが最強野手と言われる理由の一つに「WAR」の高さがあります。

WARとは、野手の場合は打撃・走塁・守備を総合的に評価し、貢献度を示す指標になります。

一般的に0が「平均以下で用意に獲得できる選手」、2.0で「平均的なレギュラー野手」となり、一般的には5.0あれば好選手、オールスター級といわれ、8.0あればMVP級となります。


では評価基準を紹介したところで、トラウトのシーズン別のWARを下記に紹介します。

2011年 20歳:0.5
2012年 21歳:10.5
2013年 22歳:9.0
2014年 23歳:7.6
2015年 24歳:9.4
2016年 25歳:10.5
2017年 26歳:6.6
2018年 27歳:10.2

2011年は40試合の出場であり除外するとしても、翌年にいきなり10.5という高い成績を記録。

現役では最高となる成績であり、MVPレベルを越えているといっても過言ではありません。

さらに、その後も高い成績を残しています。単年で記録することも困難な成績を毎年積み上げている点も最強野手の理由であると考えます。

またトラウトは2019年現在でも28歳の若さです。

これから更に成績が向上する可能性もありますし、現状以上の成績は積み上げていく可能性もあります。

そういった点も最強野手である理由だと考えます。

特徴

トラウト選手は野球に必要な全ての要素を全て高いレベルで備えていることから、5ツール・プレイヤーと呼ばれています。


その上でトラウトの特徴は、その「総合力の高さ」です。

各項目は、球界屈指であるものの更に上を行く選手がいることもあります。

しかし、トラウト程オールランドでハイレベルなプレーヤーはいません。

よって特徴は「総合力の高さ」といえます。
それでは、下記で各項目に分けて解説します。



バッティング


2012年からレギュラーとして試合に出ていますが、打率3割を5回達成しており、通算打率も.307と高い打率をマークしています。

バッティングで特筆すべきは、出塁率と長打率です。

本塁打は30本以上を5回記録しており、うち1回は41本をマークしておりパワーもハイレベルです。

出塁率は直近3年連続でリーグトップとなっています。

2013・2016・2018年は四球王にも輝いており、選球眼兼ね備えています。

ファウル粘り好球を待つスタイルのため、三振は少なくありませんが、ほぼ同数の四球を選んでおり、コンタクト能力の高さだけでなく、選球眼の高さも兼ね備えています。


バッティングフォームでは構えた際のバットの位置は高く、左足を少し上げながら、フライングエルボーを活用しつつ、コンパクトなスイングかつ突出したスイングスピードが特徴です。

無駄が少なく、参考になる点が多くあるフォームであると言えます。


走塁


レギュラーとして定着し始めた2012年には49盗塁で盗塁王を獲得。

翌年は33盗塁を記録しましたが、その後はマークが厳しくなったことや、怪我防止のため2年連続で20盗塁未満となりました。

2016年からの盗塁数は安定して20盗塁を越えていますが、特筆すべきはその成功率です。

2018年シーズン24盗塁を記録していますが、失敗はわずか2回、成功率は92.3%となっています。これは非常に高い数字であり、成功数が違うため単純比較はできませんが、一般的に「盗塁王を狙う選手」が良くて85%前後です。


また188cm、106.6kgという大柄な体でありながら、2013年には「ベースボール・アメリカ」誌実施の監督アンケートでは「もっとも足の速い選手」、

「もっともベースランニングのいい選手」の走塁に関する2部門でア・リーグ1位に輝いています。



守備


守備ではUZRという指標が用いられることがあります。

これは0がリーグ平均的な選手、+が優れており、-が劣っているといった意味になります。

トラウトは主にセンターを守っており、その身体能力でホームランキャッチを幾度と無く成功させていますが、その割にトラウトはUZRが+と−の年があります。

これは打球判断と「やや平均以下」と言われる肩の強さが影響していると考えられます。

しかし守備率も毎シーズン.990を越えており、2015年・2018年にはセンターで守備率10割(失策無し)も達成しています。

また送球についても精度のレベルは高いです。


よって守備については他の項目程は傑出していないものの、メジャー平均レベル以上の守備力は有している言うことができると思います。

5ツールプレイヤー:ミート力、パワー、走塁技術とスピード、守備力、送球能力の5項目を高いレベルで備えている選手。

使用する野球用具


トラウトが如何にすごい選手か紹介しましたが、トラウトモデルの野球用品が各メーカーから販売されています。


どれもトラウト選手のこだわりが反映されており、またデザインが良いです。

選手の真似を形から入ることは、モチベーション観点からも無駄ではありません。
興味の有る方は検討してみてください。



グローブ:ローリングス


バット:オールドヒッコリー


スパイク・バッティンググローブ:ナイキ


広島カープの鈴木誠也との関係


現在セ・リーグ首位の広島カープの4番、鈴木選手は「憧れの選手はトラウト」と公言しています。


バッティングフォームについてもよく似ていますが、これは鈴木選手が参考にした結果と言われています。


なお両選手ともに外野手ですが、走力はトラウトの方が上と思われますが、肩は鈴木選手が上回っていると思われます。


どちらも日米球界を代表する外野手ですが、鈴木選手はメジャーへの興味を口にしたこともあり、メジャーへ移籍する可能性があります。


いつか両選手が同じ舞台で活躍することもあるかもしれません。

まとめ


本記事ではメジャー最強野手として、マイク・トラウト選手を紹介しました。

トラウトは大柄で身体能力に優れ、長打力も高いレベルですが、スイングがコンパクトだったり、しぶとくフォアボールを選んだり、と決して身体能力に頼り切った選手ではありません。


よって多くの選手が見習う点がある選手だといえると思います。


是非自分に落とし込めるポイントについては、真似してみることをオススメします。

必ず学べる点があると思います。

最後に、トラウトは2019年現在で27歳です。

おそらくこれからもリーグ屈指の選手として活躍し続けると思います。これからの活躍を楽しみにしたいと思います。

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