今回も野球用品の紹介をしていこうと思います。
ここで紹介する「JUNKEI」は、野球に慣れ親しんでこなかった人はおそらく耳にすることはないであろうブランドです。
しかし、部活動やクラブで野球をプレイしていた人達からは、JUNKEIは高いクオリティのグローブを提供する会社としてよく知られています。
設立から70年以上経った今でも、グローブを職人による手作業で製作。そして、選手それぞれに対応した、きめ細かなオーダーに応えているのも特徴です。
今回は、JUNKEIのこだわりのグローブを3点ご紹介します。
JG-Y411(スタンダードシリーズ)
JUNKEIのグローブは一般的なメーカーと違い、「硬式用・軟式用」という区分がされていません。また、基本的に全ての商品がオーダーメイドに近い注文方法を採用しており、その際に「軟式タイプ」のグローブをオーダーするという流れです。
本体のカラーはもちろん、ウェブやベルトの形状、紐の色やレザーの種類に至るまで、その選択項目は実に17項目にも及びます。そのため、一般的なスポーツ用品店ではJUNKEIの既製品のグローブをほとんど目にすることがありません。
このグローブは内野手用として最もサイズが小さく、ショートやセカンドを守る野手に最適な大きさです。
最小限の力でボールを握ることが可能で、グローブが体の一部になったような感覚さえ覚えるフィット感は、他のグローブにはない特色です。
小学生や中学生であっても扱いやすく、こまめにメンテナンスを施せば長年にわたって使い続けられる耐久性を誇ります。
内野手として長く活躍したいと考える選手にとって、心強い味方になってくれるはずです。
JG-502(スタンダードシリーズ)
内野手用として最も大きいサイズのグローブがこちらのJG-502です。大柄な体格で手の大きい選手はもちろん、内野から外野までオールラウンドに守備を担当する選手にもおすすめできるモデルといえるでしょう。
また、内野手と投手を兼任している選手にも対応できるサイズで、ポジションを問わず広く使い分けることができるグローブとなっています。
大きめのサイズでありながらも、捕球ポケットは浅めに作られており、捕球から送球までのレスポンスも良好。
大きいサイズのグローブは手の力が伝わりづらく、グローブを閉じる際に力が必要なものも少なくありません。しかし、こちらのグローブの場合は捕球ポケットが浅めということもあり、大きさを感じさせないほどにグローブを最小限の力で閉じることができるはずです。
やや幅広の設計であるため捕球もしやすく、エラーの発生を抑えられる工夫が施されています。
グローブが大きいことに対して、送球のレスポンスが遅れるのではないかといった懸念を抱くユーザーも少なからずいらっしゃいますが、グローブの面積が広くなった分、ボールに追いつく確率も上がり、ファインプレーの確率の上昇も見込めます。
内野手=小さいグローブという既成概念にとらわれることなく、自分にとってほんとうに使いやすいサイズのグローブを欲しいと思っている選手にとって、最適な一品と言えるでしょう。
JG-593(スタンダードシリーズ)
内野の場合、外野とは違ってフライを捕球する機会は少なめです。内野手用グローブの捕球ポケットが浅めの傾向にあるのは、こういった事情に由来しています。
内野の守備陣には、鋭いライナー性の当たりや速いゴロを捕り、素早く送球することが求められます。そのため、グローブでボールを握るという感覚よりも、「止める」ということに重点が置かれているのです。
しかし、内野手でも選手の好みによっては大きなグローブや、捕球ポケットの深いグローブのほうが使いやすいという場合もあります。
実際、プロ野球選手のなかにも外野手のような大きいグローブを使用して守備に臨む内野手も存在します。グローブの良し悪しの判断は、あくまでも選手個人によって変わってくるものなのです。
これまで内野手用のグローブを使ってきたものの、何となく使いにくかったりエラーが多いという選手は、少し深めのグローブを選んでみるのも良いかもしれません。
捕球ポケットが深めのグローブの場合は、内野フライやライナー性の当たりをキャッチしやすくなるというメリットもあります。
JG-593は小さすぎず大きすず、多くの内野手にとってベストなサイズ感のグローブといえるでしょう。緻密な計算の上に製作されたJUNKEIならではのグローブで、その使い心地をぜひ確かめてみてください。
まとめ
70年以上の歴史を誇るグローブの専門ブランド「JUNKEI」。
職人による手作業で作られる確かな品質のグローブは、これまで数多くの選手のプレーを支えてきました。
選手のことを第一に考え、それぞれのリクエストに応じたオーダーを受けるという姿勢は、他のメーカーには真似できないものです。上質な作りと、この上ない使い心地をぜひあなたも味わってください。
以上、ジュンケイの軟式グローブ『内野用トップ3』元球児のおすすめランキング…の話題でした!
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