こんにちは、橘です。
私はたま〜に自分が昔所属していた少年野球チームやシニアの練習に顔を出すことがあるんですが、
と無茶振りされることがあり、
と意気込むのですが、毎回外野フライとかキャッチャーフライは失敗のオンパレードでした。
そこで、直近3ヶ月、元名門校で野球をやっていたプライドを賭けて、週末にノックの練習をするという暴挙に出ました。
いい大人が近くの区民センターのゴルフスペースで鬼の形相でノックの練習をしている姿は近所の住民からすれば相当異常な光景だったでしょう。
しかし、試行錯誤の末、今は100発100中でキャッチャーフライが打てるようになりました。
この知識は、
「ノックが苦手で選手にナメられたくない」
「でもどう練習すれば良いのかわからない」
という世の指導者、少年野球のおっちゃんに提供したいと思いました。
今回は、
どのようにノックの練習をしていけば良いか?
という内容で記事を執筆していきたいと思います。
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Contents
あなたのノックがチームの守備力を飛躍させる:まずはノックの重要性を理解しよう
まず大前提として、ノックは上記のように私のようなゲストに打たせるような監督もいますが、本当は好ましくありません。
試合前のシートノックなどでも「いかに生の打球に近い」ノックを受けれるかで選手の守備の感覚の磨かれ方・守備の上達具合が圧倒的に変わってきます。
適当なノックは誰のためにもならないのです。
例えば、野球漫画砂の栄冠(4巻)でも、ノックの重要性を説いています。




砂の栄冠の三田紀房さんは阿部寛さん演じる「東大にいけ!」の桜木先生で有名なドラゴン桜の作者ですね。
砂の栄冠、ドラゴン桜の他に、アルキメデスの大戦、インベスターZなどなど数々のヒット作品を出しており、
執筆にあたり取材がかなりされており、私個人はかなり納得する内容で溢れています。
ちなみに、プロ野球で天才ノッカーと呼ばれているのは、ソフトバンクホークスの森脇浩司コーチですね。
野球ノックの種類
まず、野球ノックの種類を挙げていきますが、これはノック上達にはあまり関係ないですし、
打つ技術自体は変わらないのですが一応、ノックの種類を列挙すると以下の通りになりますね。
- 内野ノック
- 外野ノック
- シートノック(試合前のノック)
- 連続ノック
- 外野アメリカンノック(走り込みノックともいう)
- 外野バックアップノック
- 対面ノック
内外野ノックは野手が捕球してファースト送球したり、
バックセカンド!
的な普通のノック、連続ノックは練習の厳しい名門校などで、
というやつですね。
外野アメリカンノックは、
外野手をレフトかライトあたりからセンターに向けて走らせ、
ギリギリ届かないくらいのところにフライを打ち込むいじめのようなノック。
外野バックアップノックは、
レフトorライトとセンターに外野手を待機させ、
右中間、左中間にゆるいフライを打って、
野手同士の連携を強めるノックですね。
対面ノックは普通のノックですね。
対面になってノックするだけです。普通です。
最後にシートノックですが、
試合前とか普段の練習終わりに実践形式でノックをするというものです。
内外野手の連携には欠かせない練習ですよね。
そういえば、千葉県の専大松戸のシートノックのレベルが尋常じゃないと話題になっていました。
なんかもうわけがわからないんですが、
これ野手がエラーとかして流れ止めたら全く機能しないので、
それだけ緊張感を持って選手もプレイしているということですね。
内野でボール回ししてる間に外野にノック打ってるのは初めて見ました。
ちなみに私は緩やかに、
プロの余裕を見せる侍JAPANのシートノックの方が見ていて楽しいです。(笑)
さて、次の項目からノックの上達に向けて本題に入っていきたいと思います。
野球ノック上達のコツ①:トスをミートポイントの10〜15cmで上げる
まずは前提知識としてノックの「コツ」から説明していきたいと思います。
ノックで実は一番大事なのは、
「トスの上げ方」
です。
よくよく考えれば当たり前ですね。自分の一番打ちやすいコースが一番バットに当たるのです。
そっとボールを10cm〜15cm浮かせましょう。

この時にあまり高く上げすぎると、
目線がブレ、
リズムが崩れてしまい、
ボールが悪球になってしまいます。
ドカベン岩鬼(悪球打ち)の好球をトスしてもうまく当たりません。
そしてノックのトスを上げるのは、
右打者であれば「右手」で上げましょう。
一見、左手で上げた方がミートはしやすいのですが、
バットを振る時の「腰」を入れる動作が遅れてしまいますし、
手打ちになってしまい強い打球が打てません。
さらにバットのグリップエンドをしっかり最初から握れるので、
スイングの動作に入りやすい側面もあります。
最初は難しいですが、
変に左手でトスを上げるのに慣れてしまい、
あとで右手でトスを上げる練習を再度するよりかは、
最初から右手で練習を積んだ方が良いのです。
右手で「斜め前」にトスを上げ、
ミートポイントも前の方で打つのがコツです。
野球ノック上達のコツ②:自分のリズムを覚える

普通に打者として打席に立っても、
良いバッティングをするには「自分のリズム」をスイングに伝えることが大切ですよね。
ノックも同様です。
リズムは定番の「1、2の3」で大丈夫です。
1でトス、2で両手でバットグリップを握りステップ、3で打ちます。
落合元監督の打ち方が理想のリズムです。
私はこの打ち方を徹底的に真似しました。リズムを頭の中で毎日唱えてました。
野球ノック上達のコツ③:ポジション別トスを上げる位置
ノックで一番難易度が高いのは「キャッチャーフライ」ですよね。
キャッチャーフライの最も重要なポイントも当然ボールのトスの位置、
そして「上体の向き」です。
まずはトスの位置ですが、
キャッチャーフライを上げる時には、
上記では斜め前にトスをするのがコツだという話をしましたが、
キャッチャーフライはできるだけ自分に近い、
ミートポイントの「真上」辺りにトスを上げます。

そして、上体を起こして後はスイングするだけです。

私自身もトスの位置を、
上記画像でいう内野フライの位置にしていたので全くもってキャッチャーフライは打てませんでしたが、
トスをもっと体に近づけることで自然に上体が起き、
キャッチャーフライを無事打てるようになりました。
上記画像の元動画は以下です。
こちらの動画が一番参考になりました。
野球ノックの具体的な練習方法:まずは「型」を身につける。習得を急いではだめ!
佐倉シニアの練習について書いた記事でも大事なことは、
「単純」で「シンプル」な動きをどれだけ1ミリ、
1ミクロン単位で、
正確に自分の脳の命令を体に伝えて実行に移せるかが重要であり、
「どれだけ思い通りに体が動かせるか」
に尽きると解説しています。
- スポーツで技術をあげるのに一番重要なのが思ったとおりに身体を動かせること。
- 例えば、目を閉じて両手を水平に上げてみても、大半の人が「ちょっとずれている」。
- スポーツは、競技中は自分の動きは目で確認できない。
- これで実際に「ちょっとずれている」ということは競技中も思ったとおりに実は動けていない。
- この「ちょっとずれている」状態のまま反復練習しても効果が薄れる。
- ズレてる照準器に慣れただけだから、応用が効かない技術になる
- 実際に武井壮も、10種目競技の全てを練習していたわけではない。
- 武井壮の練習のメインは「思ったとおりに身体を動かすこと」。
- 「思ったとおりに身体が動く」ようになれば、競技場に行ってレベルの高い選手を見て自分も真似すれば良い記録が出てしまう。
これはノックを打つ練習をするのも同様です。
まずは自分の体を自由自在にコントロールできるようになるのが大切です。
佐倉シニアは難しい打球を捕る練習はせず、
緩いゴロを繰り返し、
繰り返し捕球する練習をしているからこそ全国制覇ができるチームであると考えています。
では、ノックの場合はどうでしょうか?
ノックで一番大切なのは「トス」であると話をしましたね。
ノックの練習をできる場所はかなり限られており、
練習ができずに野球チームの練習のノックに「ぶっつけ本番」で取り組んでいませんか?
「トス」の練習は「自宅」でできますよね。
ひたすら右手で軽くボールをトスするんです。
これを毎日毎日続ければ、
トスで失敗することがなくなります。
実際に私は1週間家で30分ほどこれを繰り返すだけでノックの精度が飛躍しました。

トスが上手くなってきたと思ったら、
練習できるスペースがあれば実際に内野ゴロなどのノックを打つ練習をしてみましょう。
(キャッチャーフライは失敗するとどこにいくかわからないので避けた方が良いです)
ただ、
トスの練習を繰り返すだけで間違いなくノックの精度は飛躍するので、
無理に打つ練習をしなくても良いでしょう。
野球ノック上達の為に活用した情報
上記まで、ノックを上達させるコツを解説してきましたが、
その他にも活用しておきたい情報として、「野球ノック上達革命」があります。
こちらは元ロッテマリーンズの主砲、
初芝選手が監修しておりかなり信頼のおける教材と言えるでしょう。
初芝清選手といえば、プロ野球(ロッテ)で17年間もプレーした鉄人、
通称「ミスター・マリーンズ」です。
1995年には打点王、ベストナインにも選ばれ、
オールスターには4度も出場と人気選手でした。
2003年には7打席連続安打という日本新記録も作った超一流選手でした。
2:50〜
↓↓↓
千葉ロッテマリーンズ日本人ホームランランキング
1位 初芝清 25本 1995年
1位 初芝清 25本 1998年
3位 井上晴哉 24本 2018年←NEW
3位 大松尚逸 24本 2008年
5位 井口資仁 23本 2013年
5位 初芝清 23本 2000年— SAZZY(-⊡ω⊡)サジー (@SAZZY_KTY) 2018年10月11日
「初芝清が監督やってるんだ、見に行ってみようかな」
「ソニックが応援するんだ、見に行ってみようかな」
「アニメソングが流れるんだ、見に行ってみようかな」こういう” きっかけ”がセガサミーというチームにはたくさんある。そういう事から社会人野球を楽しんでくれる人が増えてくれるといいね。
— ダイワ (@daiwa510) 2018年7月23日
1995年 ジャパンドリームズ(日本人選抜)
9イチロー.342 25
6野村謙二郎.315 32
4小久保裕紀.286 28
D清原和博.245 25
3松井秀喜.283 22
8佐々木誠.271 17
5初芝清.301 25
7金本知憲.274 24
2中嶋聡.267 3— 打順萌えbot (@dajun_bot) 2018年11月6日
1998年 初芝清の逆転3ランホームラン、前の打者マーク・キャリオン敬遠の後 pic.twitter.com/cFxqEyPIBx
— プロ野球名場面動画bot (@npb_legend) 2018年10月7日
軽くノックを打つくらいの指導者であれば、
上記の私の練習内容で十分かもしれませんが、
ノックで自分の愛弟子たちをしっかり育て上げたいと考えている人は、
「知識」としてより多くの情報をたくさん持っているべきです。
もしあなたが球児の守備力、
そしてチーム力を高めたいと考えていて、
ノックの知識が十分にあると確信できていないのであれば、
プロが監修している情報は間違いなく「買い」です。
ノックに限らず、なにごともうまく技術を身に付ける人に共通するのは、
積極的に情報を取りにいく人です。
行動に素早く移すあなたは指導者としてのレベルが1段も2段も上がるでしょう。
情報とは貴重なもので、
情報はあればあるほど自分でカスタマイズして、
応用することで上達していきます。
大量の情報に触れるのが大事なのです。
あの「今でしょ!」の林修先生も1:16のところで敗因はいつも「情報不足」と言っていますよね。
私も本格的にノックをする訳ではないのですが、興味本位で買いました。
内容は情報が命の商品なのであまり公にすることはできません。(というか禁止)
ただこれだけは言えるのですが、税込で16,200円と一見少し高く感じ、
障壁が高いように見えますが、
この情報を買うことにより得られるメリットを挙げてみると、
- プロ目線のノックの上達方法を知れる
- あなたのノックが上達することにより、大事な選手の守備力を向上できる
- 選手の守備を指導する上でのヒントが多々詰まっており、ノックだけではなく選手の「指導方法」にも活かせる
となります。
買い切りですから、一度購入すればあとはDVDを何度も見放題で、
2回目に視聴した時には1回目では気づかなかった視点を、3回目の視聴では2回の視聴では気づかなかったヒントを、
あなたの技術が向上すると共に得られる情報が増えていくのです。
「野球ノック上達革命」はただのノックの打ち方DVDではないのです。
情報は早く手に入れれば早く手に入れるほど、応用できる期間が長くなり、上達も加速していきます。
プロのスキルを手に入れるのですから、私は高い商品だとは思いませんでした。
子供の為にも、本気で少年たちのスキルアップを望むのであれば、
しっかり知識をつけましょう。
私自身も、球児が自身の守備力を高め、
楽しんで野球をする世界がもっと広がれば、と願っています。
以下はDVDの内容の一部ですね。
↓↓↓


実際にそんなに堅苦しい商品ではなく、野球が好きな人は「そんな視点があったのか」と見ているだけで楽しくなる商品でした。
注文方法としては、個人情報とクレジットカード番号を記入するだけで、
DVDの注文を完了し、配送を待つのみですね。非常に簡単です。
1週間以内には確実に届きます。


あとでやはり欲しい、と購入するのであれば、
今購入した方が早く新しい知識を習得できますので、
思い立った時に購入をするのをおすすめします。
自転車に乗れるようになればその後乗り方は忘れることなく、
乗り方を覚えたその日から遠くへ出かけることができる、
であれば早く乗り方を覚えた方が得、といった感じですね。
以上、『野球ノック上達3つのコツ』打ち方・練習方法・ノックの種類を解説…でした!
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