野球の技術解説

【野球の練習】球児必見!「上手なキャッチボール」の基本を徹底解説

【野球の練習】球児必見!「上手なキャッチボール」の基本を徹底解説


野球の基本であり初歩的な練習でもある「キャッチボール」ですが、

強いチームや上手い選手ほど大事にしており、

また上手なキャッチボールをしている点が特徴でもあります。

では「上手なキャッチボール」とはなんでしょうか?

私は、球の質と精度、投げ方や捕り方の身のこなしの軽快さや早さが高いレベルでバランスしているキャッチボールであると考えます。

本記事では、「上手なキャッチボール」の実現に向けキャッチボール時の注意点やコツを紹介します。

キャッチボールをする目的

まずキャッチボールの目的についてです。

キャッチボールの動きは当たり前ですが

「取る動作」

「投げる動作」

の組み合わせになります。

よってそれぞれの精度と早さを上げることが目的になります。

また、

「相手がやりやすいプレーをする」

ことも目的の一つになります。

相手が取りやすく次の動きを取りやすい球を投げることも重要な要素です。

また一般的なキャッチボールは塁間未満の距離から始まり、

遠投に進んでいくものと思います。

近い距離は確実なコントロールと、

フォームの確認を、

遠投では遠くに投げる力を付けることや、

肩廻りの筋肉をほぐすことが目的かと考えます。

また、プロのピッチャーでも遠投で調整することもありますし、

調整も遠投の重要な目的だと考えます。なお野球の話しではありませんが、

ボクシングWBAミドル級チャンピオンの村田諒太選手はテニスボールの遠投を調整に取り入れているようです。

これは本人曰く「肩の筋肉が開いてパンチが伸びるようになるため」とのことです。

肩廻り可動域が広がるイメージを持つことは野球に活かせると考えます。

キャッチボールのコツ・捕り方と投げ方、身のこなしについて

捕り方と投げ方について、それぞれを分けてポイントを紹介しようと考えていましたが、

分けて考えるのが難しい部分がありますので、

合わせて下記5点について説明します。

捕る前の待ち方(構え)

「待ち方」とは、

「捕った後の動作にスムーズに移行するための準備」

でもあります。

身体を正面に向けるのか、

少し半身になるのか、

軸足は前か後ろか、

利き手の位置は、

など様々な要素があります。

基本的には守備を想定し、

次の動作のための構えをすることが多いですが、

自分の得意(自然な)な構え(準備)はもちろんですが、

複数のバリエーションを練習することで、

試合での咄嗟の動きに対応することが出来ます。

また、応用的な動きをすることで、

得意な動きのスムーズさが増すこともありますので、色々と試してみてください。

捕る場所

捕る場所は身体の正面で捕るだけでなく、

送球への移行を考えると、

利き腕の肩近くで捕った方がよりスムーズになります。

なお肩の近くで捕るには捕球前に球の左右に回り込むフットワークが重要になります。

もちろん球に応じてですが、

送球へ移行しやすい位置を把握し、

その位置で捕るためにフットワークを使うことはとても重要です。

また、あえて正面で捕らないこともあります。

これはグローブだけで捕りにいくことで、

感覚と現実の相関を取ることが目的になります。

なおグローブ(ミット)の捕る場所も重要で、

握り替えしやすい箇所を把握し、

そのポイントで捕るように心がけたり、

同じポイントで捕り続けることも重要です。

なお意図的に普段と違う場所で捕ることで、グローブ操作の自由度も上がるためおすすめです。

また相手の球がバウンドする球の場合、

「バウンドのどの場所で捕るか(合わせるか)」

の練習もできます。

一般的なバウンドはショートバウンド・バウンドの頂点・落下中が捕るべき場所になりますので、

キャッチボールから合わせる習慣を付けたり、タイミングを身体で覚えることも重要です。

ボールの握り方

一般的にボールは人差し指と中指の親指で支えますが、

無意識に握っている人も多いかと思います。つい握ってしまう握りや、

自分の投げやすい握りはどういった握りかを把握していることは重要です。

また握りは球の質や精度にも影響しますので、

自分にとって「どういった握りの時にどういった球が行くか」は一度トライした方が良いと考えます。

一度経験していれば、あとは目的に応じて使い分けるだけになります。

なおスライダー気味であったり、

シュート気味であったりという時は、

握りが影響していることもあるので確認してみてください。

なお試合中は綺麗に握れないケースも考えられることから、

綺麗に握れなかった時の送球も考慮した方が良いです。

例えばキャッチボールの段階から、

握り損ねを握り直さずにワンバウンド送球をすると、

試合でも活かすことができます。

球の質・精度

速度が速い球が「良い球」であることはもちろんですが、

それよりも質の部分が重要と考えます。

質の部分とはノビ(回転数)です。遅い球でもノビがあれば、

低い球をノーバウンドで投げることが出来ますし、

意識して繰り返すことで腕を強く振ることができるようになったり、

リストが強くなることに繋がります。

精度について意識するのは狙う場所がポイントになります。

「頭(や胸)を狙え」と言われることが多いかと思いますが、

「捕る場所」の項でも説明したとおり、

送球への移行を考えると利き腕の近くでの捕球が理想であるため、

狙う場所の選択肢に「相手の利き腕の肩廻り」も入れた方が良いです。

また、キャッチボールからフォームの固定を意識することも大事なことです。

毎回違うフォームだと球の精度が安定しません。

なおフォームに関しては、

他にも「高低」の意識が重要。

試合において高い球を捕るのは届かなければ無理ですが、

低い球は止められる可能性が高いですし、

高く強い球を投げると利き腕と逆の肩が上がってしまいます。

それが癖になるとフォームを崩すことにも繋がります。

そういった理由もあり、強い球を低く投げることが重要だと考えます。

捕ってから早く

当たり前ですが、試合中のプレーにおいて、捕ってからゆっくり投げるケースは少ないです。

捕ってから早くを習慣づけることで試合に活かすことが出来ます。

習慣となっているとプレーにも余裕が生まれますし、

反復を繰り返すことで精度も早さも確実に向上しますので意識付けが大事だと考えます。

具体的に早くこなす方法は、捕るまでは上記で「構え」と「捕る場所」については説明しています。

捕ってからは、早く力のあるボールを投げる必要があります。

大事なのは「利き腕のテイクバック」と「ステップ」です。

テイクバックは大きければ大きいほどタイムロスに繋がりますが、

小さいスナップスローでは強い球を投げることができず、

結果的にタイムロスになります。

テイクバックは小さく、

かつ強い球を投げることが出来る「自分に合った」フォームを見つけることが重要です。

ステップは基本的に、

軸足で踏ん張るか、

軸足の逆足を前に出すか、

軸足を小さく上げるか、軸足を後ろにズラすかになると思います。

それぞれを試合で使えるレベルまで身体に覚えさせる必要があります。

まとめ

今回はキャッチボールにおけるポイントを紹介させて頂ました。

もちろん今回紹介したことだけが正解ではありませんし、

逆に紹介できていないことも有ると思います。

それぞれが自分なりに解釈し、

練習に落とし込んでもらったり、

他の練習や目的の達成に活かしてもらえればと考えます。

なお長々と説明しましたが、

一番の先生は「プロ野球選手」か「身近な上手い人」だと私は考えています。

上手い人の技術を盗むことは間違いなく近道になりますので、

是非盗んでください。

この記事が少しでも練習のタメになったり、ヒントになったりすると幸いです。


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