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メジャーリーガーも使用するバットの選び方、バランス・素材・グリップを紹介

メジャーリーガーも使用するバットの選び方、バランス・素材・グリップを紹介

 

バッティングにおいて、

打率であったり打球の速度・飛距離を向上させるとなると、

フォームであったり、トレーニングで自分の能力を向上させることをまずは考えるかと思います。

その考えや方法は間違いでありませんが、他にも正解の方法があります。

それはバットを変えること」です。

バットに関しては自分に合っているかどうかはもちろんですが、

性能により打撃成績は大きく上下します。

プロ野球選手でもバットに拘りの無い選手はいませんし、

時には不調の選手がバットを変えることで、調子を取り戻すこともあります。

本記事では、

「どんな種類のバットがあるのか分からない」

「自分に合うバットを探している」

という方に向けて、バット選定時のポイントと各要素の特徴、

材質の種類についてまとめました。

初心者から経験者まで、ぜひ読んで参考してもらえると幸いです。

バット選びにおいて考える要素

バット選びで考える要素は、

  • 材質
  • 重さ
  • 重量バランス
  • 太さ(グリップ含む)
  • 長さ

であると思います。

材料については、様々な種類があることから、後述とさせて頂きます。

では、それ以外の四点について説明させて頂きます。

重さ

重さを選択する際の基準は「自然に振れるかどうか」だと考えます。

練習用であれば力を付けるために多少重くても良いですが、

試合用であれば、振る時に変な力が入ってしまうバットは好ましくありません。

反対に軽すぎるバットも振る時に変な力が入り、

手だけで振ってしまうスイングになる時があります。

なお重量における特徴としては、重いバットの方が飛ぶ傾向があり、

軽いバットの方がスイングスピードは速くなる傾向があります。

したがって考え方としては「振る時に変な力が入らない範囲」で重量のメリット・デメリットを把握したうえで、

自分に合う重さを選択することが大事です。

オススメで言うと、大人であれば「気持ち軽め」、

学生野球であれば「気持ち重め」が良いと考えます。

軽い方が操作性が良く、万人に向いているため大人は振りやすさで軽いタイプが良いと考えます。

子供は成長するもありますし、ゆくゆくは振れるようになる可能性が高く、

また進学しより重いバットを使うことになった際、

軽いバットしか振っていないと対応できなくなることにも繋がります。

よって軽いものと重いもので迷った際は自分の立場や将来も加味し、

選択するとより後悔が無いと思います。

重量バランス

重量のバランスは「バットのどのポイントに重心がきているか」です。

一般的には

「トップバランス(バットの先端付近が重心)」

「ミドルバランス(バットの中間が重心)」

「カウンターバランス(バットの手元よりに重心)」

があります。

なお売られているバットやプロモデルをみる限り、

以前はトップバランスのバットが多い傾向でしたが、

近年はミドルバランスの製品も増えているように感じます。

それぞれはバットの操作性や打球速度・飛距離に影響があります。

それぞれの特徴については下記のとおりです。

トップバランス

トップバランスはバットの先端付近に重心があることから、

スイング時に遠心力が強くなり、ボールを強く叩けるためボールに負けにくく、

打球速度と飛距離が出ることがメリットです。

しかし身体から離れた場所が重くなることから、

重さを感じやすく、

力が無いとバットのヘッドが下がり気味になることから操作は難しくなります。

パワーがある長距離バッターであれば、

オススメのバランスになります。

ミドルバランス

ミドルバランスはバットの中央付近に重心があり、

トップバランスと比較すると、重心が広く設定されていることが多く、

振り切りやすいことが特徴です。

また重い場所が身体に近づくことから、

同じ重量でもトップバランスより軽く感じることから、

操作性やバットのコントロール性が向上します。

振りやすさやコンタクト率を重視する中〜長距離バッターにオススメのバランスだと考えます。

カウンターバランス

カウンターバランスはバットの手元よりに重心があり、

トップ・ミドルバランスと比較すると同じ重量でも軽く感じ、

操作性が最も良く振りやすいバランスになります。

一方で、振りきりの良さやボールを強く叩く感覚が乏しく、

打球速度や飛距離が最も出ないバットになりますが、

その操作性によりインコースの捌き等はしやすいことから、

短距離バッターや力に自信の無いバッターにオススメのバランスだと考えます。

太さ

野球規則におけるバットの規定はプロ野球と高校野球を含むアマチュア野球では、

バットの最大径は67cm未満と定められています。

なお軟式野球はその限りではなく、70cm未満となっています。

太ければ太いほどボールとのコンタクト率は上昇しますが、

太くなることから空気抵抗が増えることから振り切りは悪くなります。

一方で細ければコンタクト率は低下しますが、振り切りは良くなります。

どちらにせよ振り切りの差は振り比べなければ分からない程度の差なので、

振って不具合を感じない太さであれば問題ないと考えます。

グリップの太さについては、一般的には細いものは長距離打者タイプ、

太いものは巧打者タイプのバットと言われています。

グリップエンド形状も好みや振りやすさに影響がありますので、

実際に握った感覚で選ぶのが良いと考えます。

なおグリップやグリップエンドはグリップテープの張り替えや部品の追加で形状や太さを変更することができます。

機能性だけでなく、デザイン性に優れたグリップテープもありますし、

オリジナリティを出すこともできますので、

初めから「変更するつもり」でバットを選定しても良いと考えます。

長さ

一般的にバットの長さは、腕の長さ(腕の付け根(脇)から指先までの長さ)に1.3を掛けた長さのバットを選ぶと良いとされています。

しかし、軟式の大人用バットは83〜85cmが主流であり選択肢が少ないですし、

子供であれば上記の基準は必ずしも当てはまりません。

そういった場合は、「振りやすさ」が最も重視すべき要素だと考えます。

長いバットは飛距離と打球速度が出やすいですが力を必要としますし、

短いバットは力は必要ありませんが飛距離と打球速度は出にくくなります。

では、何cmが振りやすいか?という点については、

明確に分かっていれば問題有りませんが、

経験が少なく万全を期するのであれば事前に知り合いに借りたり、

購入時に信頼の置ける店員さん等に相談して購入した方が良いと考えます。

バットの材質

材質はバットの重さや打球の速度と飛距離に大きく影響します。また耐久性にも差異があり、材質によっては、硬式用と軟式用があります。

下記に各材質の特徴を説明します。

木製・ホワイトアッシュ、メイプルはメジャーリーガーも使用

木製のバットは基本的に『アオダモ』、『ホワイトアッシュ』、『メイプル』の3種類の木材が使用されています。

それぞれの特徴を説明しますので、木製バットの選択の参考にしてみてください。

『アオダモ』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • 柔らかい
  • 反発力が強い
  • 耐久性がある
  • 軽い

プロでも愛用している選手が多く、イチロー選手が愛用していたことでも有名で、

「バット材の王様」と呼ばれています。

しかしアオダモは成長が遅く、バット材に適した状態となるには70年の歳月を要するにも関わらず、

大量生産されていたこともあり資材として不足しています。

現在ではアオダモの植樹や保護について、日本野球機構を含め進められています。

『ホワイトアッシュ』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • 堅い
  • 反発力が強い
  • 乾燥に強い
  • 木の目にそって割れやすい

アオダモに対して、堅い打感の木材になります。

乾燥している地域ではアオダモのメリットである「柔らかく反発力がある」特徴が失われることから、

乾燥地域での強いホワイトアッシュを使用する選手が多いです。よって多くのメジャーリーガーが使用しています。

『メイプル』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • ホワイトアッシュより柔らかい
  • アオダモより堅い

メイプルのバットはアオダモとホワイトアッシュの中間の特徴を持つと言われ、

ホワイトアッシュよりも弾力としなりが有り、

アオダモより打感が堅いことが特徴になります。

メジャーリーガーのバリー・ボンズが使用していた材質であることも有名です。

金属

金属のバットは基本的に『アルミ』、『超々ジュラルミン』、『チタン』の3種類が使用されます。

木製と比較するといずれも耐久性と反発力に優れることが特徴です。

また長所でもあり短所でもあるのが、「芯が広い」ことです。

ボールが飛ぶ場所が広いことから、真芯でなくても飛距離と打球速度は出ますが、

それにより木製バットへの移行に困る人も多いです。

それぞれ材質について特徴を説明しますので、

金属バットの選択の参考にしてみてください。

なおそれぞれ打感に差がありますので、打感で選択するのも有りだと考えます。

『アルミ(合金)』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • 低価格
  • 軽い

アルミは軽く、他の材質に比べると安価な材質になります。

金属バットとしては基本である一方で、飛距離は最も出ないバットになります。

打感が好きでなければプレーにおけるメリットは少ないです。

『超々ジュラルミン』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • 堅く、アルミより飛距離がでる
  • アルミより堅く、ボールを弾く
  • アルミより耐久性がある

「超々ジュラルミン」と一般には言われていますが、

正式な名称ではなく、内容はアルミをベースに他材料を混ぜている「アルミ合金」になります。

アルミのバットと比較すると堅い打感で、ボールが潰れるような感触を感じることもあります。

硬式のバットでは様々な材料(ミズノのHS700等)がありますが、そのほぼ全てが超々ジュラルミンになります。

「金属バット」と言った時には最もポピュラーな材質かと思います。

『チタン』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • 軽い
  • 堅い
  • 高い

チタンは軽く堅くいですが、加工が難しく高価な材質になります。

そういった理由もあり、バットの材質としては珍しい存在でもあります。

しかし、材質としてはバットに適した材質ともいえ、好んで使う方も多いようです。

その他の素材『カーボン』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • 軽い
  • 柔らかい
  • 反発力が強い

「カーボン」とは炭素繊維を用いたプラスチックになります。

軽いことからスイングスピードを出しやすく、操作性良くバットコントロールもしやすい材質になります。

またバット自体が柔らかく、反発力が有ることから飛距離も出やすいバットになります。

しかし打感やインパクト時の音は独特であることから、好き嫌いが分かれる材質でもあります。

『複合バット』

バットとしての特徴は、反発力が強いことです。

「コンポジット」とも言われる軟式用バットの種類ですが、

一般的にはバットの芯部分にゴムやウレタン等の柔らかい材質が用いられており、

インパクト時の軟式球の変形を抑えることで飛距離が伸ばすタイプのバット材質になります。打急速度・飛距離ともに優れており、

少年野球では禁止されているリーグもありますので購入時には注意が必要です。打感も特徴的であることから、好き嫌いが分かれる材質でもあります。

『竹バット』

バットとしての特徴は、以下となります。

  • ボールを飛ばすのが難しい
  • 耐久性に優れる

竹で出来たバットであり、

通常の木製バットに比べて耐久性に優れるため練習用としてよく使用されます。

また芯に当たらないと飛ばないため、金属バットから木製バットへの移行の練習に使っている学校も多いようです。

まとめ

今回、バット選定にあたって、種類やその特徴について説明させて頂きました。

バットは日々進化しており、特に軟式野球では一昔前では考えられないくらい飛ぶバットが発表されている一方で、

高校野球では歴史がありベストセラーなバットを使い続けている選手もいます。

ただ全てに対して言えるのは「自分に合うバットがベスト」であるということです。

いくら飛距離が出るバットであっても芯に当たらなければ意味ないからです。

この時に「自分に合うバット」が必ずしも「結果が出るバット」ではないことも注意が必要です。

ちょっとしっくりこないけど「結果が出るバット」は存在する時もあります。

そういった時は、自分のバッティングを見つめなおすことでレベルアップできるチャンスかもしれません。

道具を好きになり、道具の目線から考えることで、皆さんが最も野球を好きになってくれることを願っています。

 

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