野球漫画

野球漫画『ダイヤのA』を読んで思い馳せること(ネタバレ有り)

どうも、いかがお過ごしでしょう?

私はもうアラサーなので、

橘裕司
橘裕司
漫画は基本的にブックオフで大人買いをキメます。

そして最近、今更ながらダイヤのAという漫画を大人買いしたわけなんですよ。

読んで見たらとんでもなく熱い漫画だったわけです。

感動レベルで言ったら初めて、

「アルマゲドンを見た時」

「ゴシップガールでダンがセリーナと付き合った時」

「僕らの勇気で小原くんが芸能界復帰した時」

くらいの衝撃でした。(わかりにくい?)

いや、最初にダイヤのAを知った時は、「ロン毛」ばかりの「イケメン」ばっかりで野球やってるので、坊主が未だに日本では正解であると思い込んでる私はなかなか購入に至らなかったんですよね。

橘裕司
橘裕司
野球なめてんのかと思いました。

しかし、Amazonで無料で1巻読んだら止まらなくなり、購入に至りました。

ダイヤのAは全巻で47巻あるんですが(別途続編Actもあるよ)10回くらい泣きました。

ネタバレちょっとあるのでこれから買う人はできればあまり読まない方が良いかもしれません。(駄文失礼します)

概要:ダイヤのAという漫画

主人公である野球少年・沢村栄純が、野球名門校で甲子園出場を目指して奮闘し、エースピッチャーを目指し成長していく姿を描く高校野球漫画である。

本作は強豪校への野球留学を肯定的に描き、部員数が100人近くいる野球部を舞台としている。

強豪校がひしめく東京地区を制し、さらに全国制覇することを目標としている。主人公のピッチングスタイルは、バックを信じ打たせて取るというものである。

タイトルの「ダイヤのエース」は、野球の内野を「ダイヤモンド」と呼称することと、沢村が投手として「ダイヤの原石」であるという2つの意味からつけられたものである。

第53回(平成19年度)小学館漫画賞少年向け部門、第34回(平成22年度)講談社漫画賞少年部門受賞。(特に『週刊少年マガジン』連載作品の小学館漫画賞受賞は本作が初めて)。

総発行部数は2500万部を突破。 2013年10月より2016年3月まで、テレビアニメが放送された。2015年8月に舞台化作品が上演された。

本作のスピンオフ作品として『ダイヤのB!! 青道高校吹奏楽部』が講談社『マガジンポケット』で馬籠ヤヒロによって連載されている。

引用:ダイヤのA

見処1.主人公が最初から最強投手ではない

ダイヤのAは舞台がバリバリの高校野球です。

主人公は、特に球も速くない変化球も持ってない投手、沢村栄純

ひたすら熱い男ですが、高校の同期入学、降谷暁の存在でエースを張るのは絶望的となります。

イケメンな風貌も完敗ですね。

 

沢村はそもそもそんなに投手としても打者としても実力はないんですが、熱いハート(野球漫画にありがち)とひたむきに練習する姿を買われ、チームのムードメーカーとして一年生でベンチ入りを果たします。

そんな彼が、試合、壮絶な努力、先輩からの助言を吸収しグングン成長していくところが描かれています。

彼が成長する度に微笑ましくなる、熱盛りな描写になっています。

この「ダメな時期から成長する過程」に人は感動を覚えるんだろうな、と実感しました。

例えばAKB48の前田敦子さん。(あっちゃん)

あっちゃんはそれこそ最初からAKB48総選挙では1位だったけど、当初はトークもうまくなくて、歌がとてもうまいわけでもありませんでした。

あっちゃんは「女優がやりたい」とテレビで言っていても周りの大人は「こんな小娘ができるわけがない」と誰もが思っていたことでしょう。

そんな彼女が成長する姿に胸を打たれ、しかも気づいたら人気映画「イニシエーション・ラブ」で抜群の悪女演技をしていてあっちゃんのファンのオタクたちは悶絶したわけです。

全然関係ないですが「イニシエーション・ラブ」という映画、面白かったです。

話を戻して、AKB48でなぜ大島優子の方が大衆的に見たら可愛いのに前田敦子が総選挙で1位を取れていたのかというと、大島優子は最初からある程度成熟してしまっており、成長過程に熱いものを感じるのが前田あっちゃんだったんです。(その後大島さんも1位をとるんですが)

これをダイヤのAに当てはめると、前田敦子が沢村、大島優子が降谷ってわけです。

アイドルビジネスと同じで、応援して、成長していく姿に目頭が熱くなるんですね。

ですので沢村に感動する人の気持ちはAKBオタクの人たちと一緒です。

AKBに限らず、羽生くんファンもそうですし、ジャニーズだって、スラムダンクの桜木花道だってそうです。

僕らは彼らと一緒に成長していくこと、胸を熱くさせてもらえることにお金を払う。

ダイヤのAでは沢村が成長していく姿に胸を熱くさせられる人が多いからこその人気漫画になったんだな、と思いました。

橘裕司
橘裕司
あっちゃんたまらん。

見処2.沢村の入部する、青道野球部に「男」が多すぎる

西東京に位置する名門校、沢村が進学した青道野球部。

設定としては甲子園には6年連続で出場できていません。

選手達は甲子園出場を目指して練習の鬼に。もう頭おかしいくらいの努力をします。

僕の高校時代も死ぬほど練習したわ、と思ってましたが彼らには敵いません。(漫画ですが)

9人しかなれないレギュラーメンバーを目指して死に物狂いでバットを振る。

こんな高校生活送ったらおまえら残りの人生廃人になるぞ・・・と注意したくなるくらい。

でも、野球に懸ける青春って悪くないな、と思わせてくれる物語です。

今でこそ、ガムシャラに練習すると怪我してしまうとか、もっと効率化を考えようとか、高校野球関係者は頭を悩ませてますが、ダイヤのAではそんなのまじで無視。

ガムシャラにやるんだ!と直球勝負な漫画なんですね。ついでにいうと飯もみんな無理矢理いっぱい食わされてます。

スポーツ選手の飯についてはこれは摂取するタイミング、量、取るべき栄養など様々なテーマがあるので別途今度記事を書きたいと思いますが、高校球児の皆さんはダイヤのAの真似はしてはいけません。(笑)

飯の話は置いといて、とにかく青道高校の部員達は真っ直ぐで、ひたむきな努力をするんです。

全員試合に出してあげたい。寧ろ僕がチームを作って出してあげたい。

そんなみんなが死ぬほど欲しい背番号を背負ったベンチ入りメンバーの責任感、誇り、プライド、これが試合で全面に出てきます。

試合前の円陣とか漫画で読んでるだけなのに泣けてしまうほど圧巻です。

主将「俺たちは誰だ!!」

部員「王者青道!!!」

主将「誰よりも汗を流したのは!?」

部員「青道!!!」

主将「誰よりも涙を流したのは!?」

部員「青道!!!」

主将「戦う準備はできているか!?」

部員「おおお!!!」

主将我が校の誇りを胸に 狙うはただ一つ 全国制覇のみ!!

「いくぞおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

部員「おおおおおおおおおおお!!!」

話は少し逸れますが、試合前の円陣ってどのスポーツもかっこいいですよね。

野球ではないしドラマなんですが、昔のドラマ、プライドの市川染五郎がチームの主力が2人抜けてるけど這いつくばってでも勝つんだ!という意気込みで円陣した時もスポーツってすげえ!と目頭が熱くなった記憶があります。

因みに木村拓哉がやってたのもカッコいいです。

橘裕司
橘裕司
キムタクはやっぱりかっこいい。

青道野球部話は戻りますが、とにかくひたすら「男」が集まった力士が集まったような高校なんです。

僕も青道高校で野球がしたかった!と思える漫画になってます。

見処3.監督さんの心意気が胸に刺さる

冷静沈着に見えるがハートが熱すぎる、青道高校野球部の片岡監督。

監督を甲子園に連れていくんだ!と野球部員がこぞって発言するんですがこんなこと本当に監督を尊敬していないと絶対無理です。

僕は全く思ってませんでしたから、高校時代に。(なんなら監督が嫌いだった)

素直にこういう環境で野球ができるのは羨ましいですね。

少しネタバレになりますが、

思い入れのある三年生が夏予選で敗退、とうとう甲子園に連れて行ってやれなかった

その後秋の大会で悲願のセンバツ出場の切符を手に入れる

そのセンバツを決めた試合の後に球場に来ていた引退した三年生に対して、甲子園の切符を掴めたことは、

監督
監督
お前達3年生・・・と掴んだ勝利でもある。

もう、こんなこと監督に言われたら甲子園行けなくても野球やっててよかったって思うわけですね。

三年生は甲子園行けなかったけど、ちゃんと足跡は残していったんだってことをこんなにはっきり、大の大人が涙流しながら言うなんてもう、

橘裕司
橘裕司
おれ、一生あんたについていきますよ!!

ってなりますよね。

こんな慕われてる、選手思いのある監督って存在するのかよーって思ってググったら花巻東がヒットしました。

あの大谷、菊池雄星を輩出した名門校ですね。

長島三奈さんがベンチ入りできなかった選手達の引退試合を取材、そして始まる「最後のノック」。

ピッチャーの子の、

「監督さん、絶対日本一の男にしたい」

という言葉がとても印象的です。

橘裕司
橘裕司
僕も花巻東行きたかった。

高校野球は日本の一大イベントであり、全国の球児が甲子園出場を夢見てひたむきに努力を重ねます。

怪我したり、チームメートとうまくいかなかったり、自分の実力がうまいように伸びなくて思い悩んだり。

でもそこで得られるものは、野球の知識、技術以上にチームメート、親との絆、恩師との信頼関係と一生の財産なんですよ。

でもそれって本気で野球やってないと気づけない。球児のみなさん、高校野球は2年半しかありません。

大事な仲間との時間を、目一杯楽しんでください。

以上、ダイヤのAの感想と高校野球について私が勝手に思ったこと、でした。


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