東京は雨の日が続きますね。今回は大谷翔平選手の凄さについて語っていきます。
もう説明がいらないくらい大谷選手は知名度があります。165kmの球速、打っては今やあの中田翔を押し退け日本ハムの四番打者ともう訳がわからない次元に君臨しています。
しかし、彼はなぜそこまで凄いのか? 僕の親を含め、「凄い才能があって、体格にも恵まれて、すごく努力したんだね、すごいね」と褒め称える人は多いです。 しかし、具体的に彼がした努力というのは情報は出回っていますがどういうわけかあまり人々に伝わっていません。
これはひとえに努力に興味がない人が日本の人口の大半を占めるという背景もあるのですが、彼の努力した足跡を踏襲するだけでも参考になるものばかりです。これはサラリーマンの僕にもかなり参考になりました。今回はそれを紹介していきたいと思います。
1.目標設定がとにかく明確
「努力は裏切らない」という言葉があるが努力は裏切る。まじで頑張った人を裏切りまくる。ではどうすればよいか?「正しい努力を継続する」です。これだけなんですね。これがとても難しいんですが。
英語の単語を覚える時にひたすらノートに何回も単語を書いて必死にやってる人をよく見ます。30単語くらいを覚えるならこれでいいでしょう。でもセンター試験を突破するには約4000語必要と言われています。
4000語覚えるために同様に書きまくって疲弊している人たちを僕は何度も見ました。あぁ、なんて無駄な努力をしているんだ。僕の友人もこの手法で勉強し、センターはあっけなく目標点数に届きませんでした。そう、間違った努力をしていたので努力に裏切られました。
努力をするにもその方法をまずは勉強して本当に効果があるのかを考えなければなりません。その方法が目標をまず明確にすること。そしてその目標を達成するにはどのようなスケジュール感でなにをすべきなのかを考えます。もちろん最初からうまくいくはずはなく、トライアンドエラーを繰り返すことになります。凡人はここでへばって努力をやめます。
大谷選手はどうでしょうか?以下の目標達成シートを見てください。大きな目標「ドラ1、8球団」という項目が中央にあります。そしてそれを支える要素が外側に深掘りされている訳です。
160kmを投げるために「体重増加」「肩周り強化」「体幹強化」など項目が続きます。 ここまで深掘り出来るのは高校生にしてはすごいことです。ほとんどの高校生が監督に言われたトレーニング、自主トレでもなんとなくしか筋トレしてなかったりしますから。
例えば「体幹強化」に関しても高校時代から今もずっと研究を続けているはずです。さらなる進化を求めて。だから大谷選手はプロに入っても成長しているんですね。
この目標達成シートの作成を教えたのは花巻東の監督なのか親なのかそれとも独自であみだしたのかは定かではありませんが、これを高校生で実践してきたことに畏敬の念を禁じ得ないです。
2.大スターなのにチャラチャラしてない
先日書いた記事で大谷選手だけは合コンに行かない、と書きました。
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大谷君レベルになると日本中の女性誰もが付き合いたいと思えるような選手です。女性友達が言っていました。日ハムの選手は結構合コンできるけどあの子だけは絶対に来ない、と。 かつてはあの中田翔選手でさえ遊んでました。ダウンタウンとその話はしていましたね。
遊んで当然なんです、プロ野球選手はお金もあるしステータスも高いですから。僕でさえ一流企業に入ったくらいで調子に乗ってかなり遊びまわってました。
しかし、大谷選手はもう次元が違う。目標が全然他のプロ野球選手と違うんです。野球を愛し、野球に愛された男です。
こんな選手がプロで活躍するのは当然だし、もっとすごいプレーを見せて欲しいと願います。
3.実直な性格
なにがすごいってダルビッシュなどとの合同自主トレに積極的に参加するところなんですよ。野球の新しい知識の吸収に飢えているんです。
大谷君くらいの選手になると、トレーナーをつけて独自の練習メニューを構築して練習するのが今までのプロ野球選手でした。
ダルビッシュが誘ったのでしょうけど、素直に高いレベルでやっている先輩と合同トレーニングに参加するのはすごいなと思いました。
これはサラリーマンでも一緒で、仕事がどんどん成長していくのは素直に上司の話を聞いて、自分で勉強して、結果を出して、また高いステージで仕事して、上司に話を聞いての繰り返しになります。
僕がこれが重要だと感じたのは会社に入って3年目、25歳。大谷君は今21歳。もう伸びしろしかないんですよ。このタイプは。
これから早くて来年にはメジャーリーグに挑戦するでしょうし、彼が運を持っているのは同じアメリカでダルビッシュ選手がまだ投げていること。
彼からメジャーの常識を叩き込まれ、環境に適応し、活躍する日もそう遠くないと思います。
ダルビッシュの野望、「日本球界の実力の底上げ」については僕の野望と大きく重なるところが多々あるので別の記事をまた書きます。
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以上、大谷翔平はどこまで進化するのか?…の話題でした。