アイキャッチ引用:毎日新聞
甲子園に出場する注目選手を紹介するのは恒例となっていますが、この記事では、2年連続13回目の春の選抜甲子園行きを決めた和歌山県代表の智弁和歌山の黒川史陽選手を特集していきたいと思います。
すでに別記事で紹介している細川選手のチームメートです。

2018年は夏は林晃汰選手、平田龍輝選手という偉大なる先輩達がいました。
>>『甲子園優勝校・歴代最強時代特集』智弁和歌山野球部の2000年世代
>>昔の高校野球部の理不尽・壮絶な環境(100m×100本&奴隷制度)
↓この打席では鋭い当たりを打つも凡退していますが、振りの鋭さがエグい。さすが中学時代の関西No.1スラッガー。
ピッチャーからすればこんな鋭い振りされたら縮みあがります。豪打の智弁和歌山で1年生から出るくらいですからね。
個人的に活躍してほしい選手
智弁和歌山・黒川史陽
中学関西NO.1スラッガーともいわれた
センバツ準々決勝の創成館戦では逆方向へサヨナラ打を打った。第100回全国高等学校野球選手権大会和歌山大会決勝でも、
サヨナラ犠飛を打った。
まだ2年生。同学年の西川、東妻とともに来年も甲子園を目指す。 pic.twitter.com/oy3CpinU6C— 🐯タクミ🐯 大阪桐蔭 (@QMwkDnzccYGuop6) 2018年7月30日
和歌山大会 決勝
市立和歌山 6-7x 智辯和歌山
試合終了
黒川史陽サヨナラの犠牲フライ!!!!!!
智辯和歌山2年連続甲子園出場決定!!!!! pic.twitter.com/UgMuIzxGoU— おくら (@okura_toin) 2018年7月26日
大阪・泉州阪境ボーイズ時代に野茂JAPANに選ばれ、関西No.1スラッガーとして注目を集めた怪物・黒川史陽(智辯和歌山1年)。進学先が注目を集めたが、和歌山の名門・智辯和歌山に進学。1年生とは思えない打撃を武器に、既にレギュラー獲得。春季和歌山大会の打率は驚異の6割超え。 pic.twitter.com/shHUyOcAKs
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2017年5月14日
黒川史陽(泉州阪堺B→智弁和歌山)
前チームでは三塁手兼外野手として1年生ながらスタメンに名を連ねていた強打者
バットコントロールを兼ね備え柔らかさのあるバッティングで左右に長打を飛ばす
新チームでは三番サードとして林不在の穴を埋めた
昨冬の和歌山選抜では二塁手としての出場も pic.twitter.com/YsxDkWLBgz— おくら (@okura_toin) 2018年1月29日
平成12年夏以来の優勝旗を狙う名門・智辯和歌山。その中に4月から世代を代表する男が加わる。強豪・京都東山ボーイズでは中軸を担い、世界少年野球でも圧巻の活躍を披露した天才・細川凌平(3年)。中学離れした打撃技術を誇り、怪物・黒川史陽(1年)と組む打線は相手を萎縮させる。 pic.twitter.com/mfXs7Vwy8G
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2018年2月25日
頂点めざして:智弁和歌山 選手紹介/2 黒川史陽選手/文元洸成主将 /和歌山 – 毎日新聞 https://t.co/EJDKNh7pGd
— booker@日ハム・ドラフト好き (@bookerbaseball1) 2018年3月2日
黒川史陽選手プロフィール・父と兄も甲子園に出場の野球一家
世代 | 2001年度生まれ |
利き腕 | 右投左打 |
身長 | 180cm |
体重 | 80kg |
ポジション | 内野手 |
所属 | 智弁和歌山 |
学年 | 新3年 |
中学 | 泉州阪堺ボーイズ 2014年,2015年,2016年 |
日本代表 | JUNIOR ALL JAPAN 2016年 |
高校 | 智弁和歌山 2017年,2018年,2019年 |
日本代表 | 和歌山県選抜(日台国際親善野球試合) 2017年 |
全国大会(中学) | 中学3年 2016年ボーイズ選手権大会(3回戦) |
全国大会(高校) | 高校1年 2017年全国高校野球選手権大会(2回戦) 高校2年 2018年選抜高等学校野球大会(準優勝) 2018年全国高校野球選手権大会(1回戦) 高校3年 2019年選抜高等学校野球大会(1回戦) |
出典:https://www.kyureki.com/player/30188/
黒川史陽出身は奈良県河合町、小学校1年時に軟式野球を始め中学では泉州阪堺ボーイズで硬式野球に触れていました。
中学3年生の夏にJUNIOR ALL JAPAN(NOMOジャパン)で米国遠征を経験。(野茂英雄氏が総監督を務めるNOMOジャパンの主将を務める)同じく3年生でボーイズ全国大会に出場し3回戦まで進んでいますね。

身長180cm/体重80kgと恵まれた体格。体重を増やせばホームラン量産できそうな逸材です。
智弁和歌山に入学後、1年春から即ベンチ入りし、主にサード(兼外野手)として和歌山県大会全6戦に先発出場。バリバリの即戦力ですね。
1年生の夏の和歌山県大会に7番・右翼手として出場、打率.400の活躍で智弁和歌山の優勝に貢献しました。
甲子園2回戦では大阪桐蔭戦で3番・三塁手として出場。(根尾選手率いる大阪桐蔭に敗れ敗退)

新チームになった秋は近畿大会で打率.437の成績を残しました。
選抜では6番・二塁手として出場し、打率は.368を残しチームを準優勝に導きました。準々決勝の川原陸選手、伊藤大和選手率いる創成館戦では、サヨナラ打を放っています。
準決勝では、小松勇輝選手、森下翔太選手、斎藤礼二選手などタレント集団が率いる東海大相模を相手に4安打7打点の大活躍でした。
東海大相模といえば新二年生の西川選手が注目ですね。

決勝では大阪桐蔭に敗退し、2017年春季近畿大会、2017年夏の甲子園大会、2017年秋季近畿大会、春の選抜と智辯和歌山は大阪桐蔭にどうしても勝てず4連敗中。
その後の春の近畿大会でも決勝で敗れています。通算5連敗ですね。
■ 【根尾昂・大阪桐蔭】プロ熱視線の多刀流・タレント集団を率い春夏連覇へ
■ 【中川卓也・大阪桐蔭】甲子園春夏連覇を狙うタレント集団の絶対的主将
■ 【藤原恭大・大阪桐蔭】ドラフト1位最有力候補、最強集団の4番・春夏連覇へ
■ 【横川凱・大阪桐蔭】安定感抜群のミレニアル世代左腕、春夏連覇へ
■ 【柿木蓮・大阪桐蔭】黄金世代のエース右腕・春夏連覇の快挙達成へ
■ 【仲三河優太・小山ボーイズ】栃木が誇る137km右腕の進路は大阪桐蔭!
夏の和歌山県大会は、決勝でサヨナラ犠飛を放つなど勝負師感溢れる打者です。
ちなみに黒川選手の父親の洋行さんは上宮(大阪)の主将として1993年のセンバツに出場。兄の大雅さんも日南学園(宮崎)で2016年に春夏の甲子園でベンチ入りしていたそうです。(甲子園家族!!)
夏の甲子園は結局、1回戦で近江高校に敗退。
2年秋の新チームで主将を任され、近畿大会ベスト4入りを達成し、選抜甲子園にチームを導きました。
2年連続13度目出場の智弁和歌山を、トーク力抜群な主将が25年ぶり2度目の春頂点へ押し上げる。元阪神・中谷仁監督(39)体制の甲子園初戦は第6日第1試合の熊本西に決定。プロ注目の黒川史陽主将(3年)は「去年の準優勝は今は関係ない。監督を男にしたい」と力強く言い切った。
引用:秋季和歌山大会(2018年)決勝(2018年10月9日 紀三井寺公園野球場)
智弁和歌山 9-6 市和歌山
高校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
市和歌山 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 |
智弁和歌山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 2 | X | 9 |
引用:秋季近畿大会(2018年)準決勝(2018年11月3日 ほっともっとフィールド神戸)
明石商 12-0 智弁和歌山
高校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
明石商 | 1 | 7 | 0 | 1 | 3 | 12 | ||||
智弁和歌山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
智弁和歌山ナイン#智弁和歌山 #甲子園 #センバツ pic.twitter.com/abKMlbyuRB
— Nagano (@WXYZ0728) 2019年3月18日
センバツ。智弁和歌山の選手紹介です。 pic.twitter.com/rEXOLtfqlh
— 奈良のおとやんBs (@otoyanBs) 2019年3月19日
センバツ。智弁和歌山の選手紹介です。 pic.twitter.com/rEXOLtfqlh
— 奈良のおとやんBs (@otoyanBs) 2019年3月19日
智辯和歌山 中谷監督
選抜へ向けて#智弁和歌山高校生の時から高嶋監督に
俺の次はお前だぞ、と言われていたらしく pic.twitter.com/L2eYhdsj9U— 高校野球垢@野球好きフォロバ100%❗️【奈良大附:近大附:法隆寺国際勝手に応援】 (@q8_s14) 2019年3月14日
黒川史陽選手の中学時代・出身の泉州阪堺ボーイズとは?
元々は高石ボーイズという名前でしたが泉州阪堺ボーイズに改名したようです。
大阪南支部に所属する硬式野球チームですね。
ボーイズについて知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
プロ野球選手も輩出している、名門ですね。ここ四年は途絶えていますが、黒川史陽選手がこの名簿に近々加えられるでしょう(笑)
プロ野球選手
年 | 選手名 | 球団名 |
1999年 | 南 竜次 | 日本ハム・ファイターズ |
2010年 | 弦本 悠希 | 広島東洋カープ |
2010年 | 小林 寛 | 横浜DeNAベイスターズ |
2013年 | 三木 亮 | 千葉ロッテマリーンズ |
大阪南支部 決勝戦
泉州阪堺B6-0堺B
圧倒的な強さで優勝!
全国大会出場!!! pic.twitter.com/SYKZS3k37k
— 塩ちゃん (@akaigundan_cbn) 2018年3月3日
(2017年泉州阪堺ボーイズ)
7南部
6山口
1池尾
2前川
3中尾
9森元
8松岡
5佐伯
4萬谷
(主な控え)
坂上
青木
京極
谷口
*Gカップ観たときのオーダー私的にはGカップ予選、堺泉北
シニア戦の試合で延長10回
タイブレークまでもつれた
ハラハラドキドキの連続だっ
た熱い試合が印象に残っている— kazunari (@kehibase) 2018年2月14日
今日のボーイズ報知より⚾
中百舌鳥⚾
泉州阪堺⚾
敗れたチームの想いも背負って全国大会頑張ってください⚾ pic.twitter.com/deHeGdYE9w— 京都のやっさん (@yaya8135003) 2018年3月7日
春季全国予選 ボーイズ大阪南支部②
準決勝
泉州阪堺4-2忠岡
堺9-2西成決勝
泉州阪堺6-0堺泉州阪堺ボーイズ2年連続の春全国おめでとう!!
— 中学硬式野球垢@3/10万博 (@Boys_Senior) 2018年3月4日
春季全国大会も二季連続出場と調子も良さそうです。
中学野球選手の進路については詳しく別記事で書いていますので興味のある方は覗いてみてくださいね。
高卒即プロ入りはあるか?気になる進路・2019ドラフトも注目
勝手な予想ですが、プロ注目でありすでにスカウトはされていますね。
以下のようなコラムもあります。
昨年の清宮幸太郎(日本ハム)、安田尚憲(ロッテ)のような超目玉と言える選手は不在だったが、将来性のある選手は決して少なくない印象だ。また下級生でも、井上広輝(日大三・投手)、奥川恭伸(星稜・投手)、東妻純平(智弁和歌山・捕手)、渡部雅也(日大山形・捕手)、黒川史陽(智弁和歌山・二塁手)、松浦佑星(富島・遊撃手)、齋藤來音(静岡・外野手)など楽しみな選手も多かった。
智弁和歌山は過去の実績からこのように秀でた選手は早稲田大学に行くのが定例になっているように思いますので、プロか早稲田だろうな、というのがこれまた勝手な予測です。
まだ新3年生なので、黒川選手の成長と共にスカウトの注目はさらに上がっていくでしょう。
智弁和歌山→早稲田大学は武内選手、本田将章選手などがいましたからね(ソースがちょっと古くてすいません)
とりあえずは、この夏の甲子園でも早く黒川史陽選手の痺れるバッティングが見たいですね。
香月懐かしい。
本田将章選手、懐かしい。
以上、【黒川史陽・智弁和歌山】中学関西No.1スラッガーも3年生・主将に。昨年のチーム成績を越えていけるか。…の話題でした!