アイキャッチ引用:http://bit.ly/2EnFpi5
甲子園に出場する注目選手を紹介するのは恒例となっていますが、この記事では、5年ぶり3回目の選抜甲子園行きを決めた神奈川県代表の横浜高校の木下幹也選手を特集していきたいと思います。

同じく注目の及川雅貴選手、渡会選手、木下幹也選手の同僚ですね。



中学時代は強豪・世田谷西シニアの主戦を担い、3年時にはU15日本代表経験を持つ精密機械・木下幹也(新2年)。185㎝85㎏と筋骨隆々な体躯から誇る140㎞台中盤の直球は威力抜群。大型右腕ながら非常に制球力も良く、自由自在に四隅に投げ分ける。選抜では一回り成長した姿に期待が集まる! pic.twitter.com/oXdg5oZ7r1
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2019年2月7日
いよいよ試練の冬へ
再起の春を期待してます
頑張れ横高投手陣!!!!#横浜高校#及川雅貴#黒須大誠#木下幹也#松本隆之介 pic.twitter.com/3XnVQZHBdr— こころざし (@MOTOABASHIRI) 2018年11月25日
今年すごいと思う高校1年生投手
寺西成騎(星稜)
仲三河優太(大阪桐蔭)
篠木健太郎(木更津総合)
木下幹也(横浜)
中森俊介(明石商業)— 生駒 大和⚾️ (@GIIsZAdC09nOxTR) 2018年10月18日
木下幹也くんのピッチング pic.twitter.com/XUFPiw0H3i
— PAWAFURU (@Z8M4b) 2018年2月4日
中学生で143km…松田を三振に…変化球キレッキレ…。
そう、彼の名は「木下幹也」選手 from 世田谷西シニア。
2月4日(日)にテレビ朝日系で放送された『ビートたけしのスポーツ大将 3時間スペシャル』に出演していたようです。
もちろん私は見逃しました。はい。
いやー最近巷では仮想通貨だ〜AIだ〜と時代の流れが加速しまくってるのを感じますが、中学、高校の球児のレベルの高さも加速度的に上がっている気がします。
トレーニングにかかる知識の底上げがなされたのか、少年たちの発育が早くなったのか、指導者が優秀になってきたのか、全くわからないのですが(誰か教えて)おじさんは驚くばかりです。
強豪・世田谷西シニアのエースを担い、世代最速143㎞の直球を誇る怪物・木下幹也(3年)。身長184㎝体重90㎏と中学生離れした体躯を誇り、昨年夏には4度目のシニア選手権日本一に。切れ味鋭い変化球も操り、2シームは魔球との呼び声も。進学先は名門・横浜。天才・度会隆輝(佐倉S)と共に目指すは日本一! pic.twitter.com/SbzKcLMN5f
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) 2018年1月22日
リトルシニア日本選手権で目についた選手その2
木下幹也(世田谷西・3年・投手・右投右打・最速138キロ)
スピードだけでなく変化球を巧みに操る投球術は見事。打ってもパワフルなバッテイングで投打に素質が光りました。 pic.twitter.com/Vf349JxUQi— Nishio Norifumi (@ajihiraita) 2017年8月7日
高校生みたいなホームラン。
甲子園行った先輩追って、二松学舎に来ませんか……【世田谷西4年ぶり4度目V、エース木下幹也がMVP】 https://t.co/HfxPWAdbXe pic.twitter.com/YUaYEbE35B
— 柴田健太郎 (@shibaken020) 2017年8月8日
はい、掘り下げていきます。
Contents
木下幹也選手のプロフィール
世代 | 2002年度生まれ |
利き腕 | 右投右打 |
身長 | 184cm |
体重 | 80kg |
ポジション | 投手 |
最高球速 | 138km |
所属 | 横浜 |
学年 | 新2年 |
小学 | 羽沢フォースターズ 2009年,2010年,2011年,2012年,2013年,2014年 |
ジュニア | 読売ジャイアンツジュニア 2014年 |
中学 | 世田谷西リトルシニア 2015年,2016年,2017年 |
高校 | 横浜 2018年,2019年,2020年 |
全国大会(中学) | 中学2年 2016年リトルシニア全国選抜野球大会(3回戦) 2016年リトルシニア日本選手権大会(2回戦) 2016年ジャイアンツカップ(1回戦) 中学3年 2017年リトルシニア全国選抜野球大会(ベスト8) 2017年リトルシニア日本選手権大会(優勝) |
全国大会(高校) | 高校1年 2018年全国高校野球選手権大会(3回戦) 高校2年 2019年選抜高等学校野球大会(1回戦) |
表彰 | 最優秀選手賞(リトルシニア関東連盟夏季2017年) |
引用:https://www.kyureki.com/player/40789/
中学時代はあの佐倉シニアを破って全国リトルシニアの頂点に立っていますね。
佐倉シニアといえばこの怪物、西川選手ですが、この怪物擁する佐倉シニアを撃破。

143kmの速球に加えて打者の手元で沈むツーシームを投げる豪腕。その他にカーブ、スライダーもあり、打者としてもチームでは3番打者を任され長打力は圧巻です。
下のリトルシニアの全国大会の試合の動画を見て欲しいんですが、50:00〜から木下選手は左中間に豪快なホームランを放っています。
高校野球に進んだらそこらへんの名門なら即エースで4番ですね。
Majorの茂野吾郎みたいに弱小校に行って一人で高校を甲子園に連れて行く、という物語をみてみたいです。
木下選手は現時点で、体格は185cm85kgとがっしりとしており、MAX144kmの投球にスライダー、カーブ、フォークなど多彩な変化球を持っています。
横浜高校進学後は1年生の夏から背番号19でベンチ入りしておりますが、甲子園はベンチ入りできませんでした。予選大会では2試合に登板し、2回2奪三振失点0の好投を見せました。
秋に背番号10をつけ、横浜高校の神奈川県大会優勝に貢献します。
内容としては、5試合に登板し、桐蔭戦では4回を7奪三振、失点0と圧巻な安定感を見せつけました。
高校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
横浜 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 4 | 11 |
桐蔭学園 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
秋の横浜高校は圧倒的な力を見せ県大会優勝するも、関東大会は準々決勝で春日部共栄にコールド負け。選抜でのリベンジが期待されます。
高校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
横浜 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||
春日部共栄 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | X | 9 |



なんで世田谷西シニアはリトルシニア日本選手権で優勝したのにジャイアンツカップ出てなかったのか

これね、結構前から思ってたんですよ。
なんでシニアで全国優勝したチームがジャイアンツカップ出てなくて、準優勝の佐倉シニアが出ているんだ、と。

ジャイアンツカップといえば中学版甲子園な訳で、32チームがシニア、ボーイズ、ポニー、ヤング、フレッシュなどのリーグから選出されます。
選出方法としては2015年までは各リーグから代表チームが選出されていましたが、第10回大会の2016年からは「地域代表」の選出となり、甲子園の選出方法に近づいた訳です。
そして2017年といえばジャイアンツカップ第11回でして、ここでも地域代表が選出されていますが、世田谷西リトルシニアは東京代表として出場できなかったことになります。
佐倉シニアは全国大会で準優勝でしたが、千葉県の代表として選出された訳ですね。
ここで全国大会の佐倉シニアと世田谷西リトルシニアの優劣はジャイアンツカップ選出には関係がなくなります。
ジャイアンツカップに出るには、リーグの垣根を超えた地方予選を勝ち抜く必要があります。
世田谷西リトルシニアはジャイアンツカップ東京予選で志村ボーイズにまさかの敗北を喫し、本戦出場はできずということでした。

引用:大会結果
なるほど中学生レベルになるとコンディションのブレも大きいので一戦一戦何が起こるかわからないといったところですね。
その点、シニア全国大会でも準優勝、ジャイアンツカップで優勝した佐倉シニアが最終的にはこの世代最強チームということになりますでしょうか。つええw
木下幹也選手の中学時代・出身の世田谷西シニアとは?
監督優しそうですね。さすが都会のチームと言いますか、練習で神宮の室内練習場借りることもあるって羨ましいですね。
世田谷西って昔僕も少年だった頃はなんとなく名前呼んでましたが、「世田谷」って社会の勝ち組が基本的に住む地域ですからね。
お金持ちの息子が多そうだな〜と今は斜に構えて見てしまいます。(笑)
とにかく、名門です。昔から超名門シニアで僕もよく知っている東京のチームです。
直近の5年がもう優勝のオンパレード。2009年にはジャイアンツカップを制覇しています。
2017年(平成29年) | ■秋季関東大会(ミズノ杯) | 準優勝 | |
■日本選手権 | 優勝 | 4年ぶり4回目 | |
■夏季関東大会 | 優勝 | ||
■第23回全国選抜大会 | ベスト8 | ||
■春季関東大会 | ベスト8 | ||
2016年(平成28年) | ■東アジア宮崎国際大会 | 三位 | |
■第10回全日本中学野球選手権(ジャイアンツカップ)出場 | |||
■日本選手権 | ベスト16 | ||
■夏季関東大会(トーマス杯) | ベスト16 | ||
■第22回全国選抜大会 | ベスト16 | ||
2015年(平成27年) | ■秋季関東大会(ミズノ杯) | ベスト16 | |
■夏季関東大会(トーマス杯)出場 | |||
■第21回全国選抜大会 | 三位 | ||
■春季関東大会(大東建託杯) | ベスト8 | ||
2014年(平成26年) | ■秋季関東大会(ミズノ杯) | ベスト8 | |
■東アジア宮崎国際大会 | 準優勝 | ||
■春季関東大会(ミズノ杯) | 準優勝 | ||
■第20回全国選抜大会 | ベスト16 | ||
2013年(平成25年) | ■秋季関東大会(ミズノ杯) | ベスト8 | |
■第7回全日本中学野球選手権(ジャイアンツカップ) | ベスト16 | ||
■第41回日本選手権 | 優勝 | 5度目の全国制覇 | |
■夏季関東大会(トーマス杯) | 三位 | ||
■春季関東大会(ミズノ杯) | 優勝 |
引用:世田谷西リトルシニア
シニアの全国大会もYoutubeにアップされてますね。
この記事で紹介している木下選手が登板してます。
<リトルシニア日本選手権>
そういえば僕の母親も試合を録画してたものが多いのでインターネット上にアップすれば喜ぶ人結構いるんじゃないか?とふと思いました。
結構現役プロ野球選手の映像が残っているので今度聞いてみよう。
これね、見てて気づいたんですがあのテレビで特集されていた佐倉シニアの西川選手が5番打者を打ってるんですね。
4番の高田って誰だ?要チェックや。
木下幹也選手の高卒プロ入りはあるか?気になる進路・ドラフトに注目
プロ野球のスカウト情報が雑誌やインターネットでも数多く散見されるので、2020年のドラフトで指名される可能性は十二分にありえますね。
同年代にも星稜高校の内山選手、寺西選手、細川選手など横浜高校以外にも注目選手がおり切磋琢磨していくことでしょう。



以上、【木下幹也・横浜】名門・世田谷西シニア出身の2年生大型右腕。抜群の安定感と140km中盤の速球は必見。…でした!
