高校球児の怪我・イップス

【書評・指導者必見】甲子園監督 -7人の名将が語り合った理屈と本音-

こんにちは、如何お過ごしでしょう。

突然ですが、最近高校野球の指導者の方にお会いする機会があったんですが、球児と接していて、野球の技術の底上げはもちろん、私生活の指導、体のケアなど注意しなければならないところが野球部指導ではたくさんあり「本当に大変だよ」という話がありました。

そこで、僕は少し前に読んだ本をその監督さんに紹介しました。

甲子園監督(池田書店)」という本なのですが、これが非常に好評だったようで、部の指導者で回して読んでいるそうです。

そんなことがあったので、このブログでも記事にして、高校野球の指導者の方が手に取ってくれればいいな、と思いながら今書いています。

高校野球の監督と中学生、小学生、はたまたプロ野球の監督って球児のメンタル、身体能力がそれぞれ大きく異なるので指導方法も変わってきますよね。

高校なんて特に多感な時期で、身体能力が伸びる時期でもありますから、そんな成長期の選手を受け持つ監督の責任は非常に大きい訳で、悩んでいる方も多いのが実態でしょう。

そんな悩める高校野球指導者のために書かれたと言っても過言ではない本が「甲子園監督」になると思います。

どんな人向けの本か?と聞かれれば第一に高校野球の指導者を挙げますね。必見だと思います。

1.「甲子園監督」に登場する野球部監督

とにかく大御所が出ており、甲子園に出るなど実績を出している方々なので現役指導者の方に「甲子園監督」の内容はかなりためになるのではないかと思います。

登場監督は以下の通りです。すごいメンバーですね。

・小倉全由(日大三高)

全国制覇二回、春夏計19回出場。怒涛の打撃ショーをさらに深化。

・今井義尚(元・県立彦根東)

文武両道を聖地へ。若手指導者の育成にも尽力。

・吉田洸二(山梨学院)

公立優勝監督から私立専任監督へ。見方も巻き込む吉田ワールドを展開。

・大野康哉(県立今治西)

四国の公立勢力を牽引。丁寧な野球に一層の磨きを。

・林和成(星稜)

伝統校の再起動を先導。生み出したドラマを新たな領域へ。

・半田真一(市立和歌山)

就任四年で甲子園に3回出場。地方市立高校の底力を鼓舞。

・小張崇宏(作新学院)

就任10年で古豪を54年ぶりの優勝へ。新世代指導者の象徴的存在。

 

私立の名門、公立の名門高の指導者がバランスよく登場しています。

同じ高校野球の監督でも、その指導みおける哲学や、選手に対する考え方が異なり、最後まで飽きることなく読むことができました。

2.各校で選手の身体のケアの体制は異なる

甲子園監督には故障というカテゴリーがあるのですが、そこでも各監督さんによって怪我に対するスタンスが異なっておりなかなか見所がありました。

はてな日大三高の小倉監督は以下のようなコメント残しています。

自分が専門家ではないことをしっかり理解し、選手が怪我しない体制を作ってることがわかりますね。

股関節、肩甲骨が硬い選手はやっぱり故障しやすいですよね。

自分は専門じゃないんで新入生の入学が決まったらお医者さんに診てもらってメディカルチェックを受けさせています。そこで「監督さんこの子は股関節が固いしどこそこが硬いからすぐ肩・肘に疲労がくるよ。この子がケガをしないようにするためにはここをやらかくしなきゃダメだよ」と言ってもらったりしますね。

他にも例えば山梨学院の吉田さんの話では、追い込めるところまで追い込み、最高のドクターを契約しているというバックアップを強固にしているスタンスです。

私は、故障させないことに意識と時間を使うより、5の怪我を10というバカタレどもをいかに成敗するか。(笑)10の怪我を5としか言わない頑張り屋をいかにその練習から外すかという目を鍛えることに神経を使っています。

山梨学院の戦力では故障するギリギリのところまで追い込まないと甲子園まで行けませんから。そのかわりチームとして最高のドクターと契約をしています。

実は、今もそのドクターから電話がかかってきたんですけど、週に1、2回電話で連絡をとっています。そうすると大げさに言う子といっぱいいっぱいでやる子がわかってきます。

日大三高と山梨学院では確かに選手層が違いますから、練習でどこまで追い込むかも変わってくるということなんですね。

(と言っても日大三高も追い込みまくってると思いますが。。)

他の監督さんの部の身体のケアバックアップ話チームドクター制の話もあるので、気になる方は是非購入して読んでくださいね。

3.選手の食事について

最近いろんな漫画やテレビの部活動の紹介で練習中にご飯を食べるという場面が映し出されているような気がします。

確かあのMLBに行った大谷選手も花巻東高校時代に大量のご飯を食べていた場面がテレビで紹介されていたことを記憶しています。

僕個人としては、そんなに食べる意味ある?無理に食べるのって栄養吸収できてる?って疑問だったんですが、監督さんの話で結構納得できたものがありました。

例えば、県立彦根東の監督の今井さんの話では、相撲部屋を参考にしたなど面白い話があります(笑)

最初に始めたのは練習中の栄養補給。

特に炭水化物とタンパク質とクエン酸をとることが効果的な練習を生み出していくということで練習が終わったあとに補足という形で取り入れだしたんです。

当時彦根東高校は選抜大会に狙いを定めていたので秋に仕上がるチーム作りをしていました。

選抜に出させてもらって次はやっぱり夏となります。

夏を乗り切るためには体力が必要ということで野球部食という方法考えました。

相撲部屋では練習した直後に良質の炭水化物や蛋白質をちゃんこで撮る。それを野球でもできないか。

4.まとめ

今回記事で紹介するためにもう一度全部読んだのですが、これは高校野球指導者に取って良いバイブルになるな、と思いますね。

練習方法などは企業秘密だったりするのはわかるんですが、食事や身体のケアについては監督同士で定期的に座談会などをして情報共有すれば良いのでは、と思いました。

それではまた。


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