アイキャッチ引用:高校野球ドットコム
こんにちは、如何お過ごしでしょう。
選抜甲子園も近づいてきましたね。来週が抽選会ですがどのような組み合わせになるのでしょう。
選抜甲子園に先立ち、出場校の注目選手をまとめています。
今回は日本航空石川の大橋修人投手について紹介していきます。
夏の甲子園で花咲徳栄を豪速球で唸らせています。
大橋修人
(岐阜中央B→日本航空石川)
昨年の甲子園では花咲徳栄戦に登板し2回を投げて自責点0
常時140㌔前後、最速145㌔の力のある直球と、120㌔台のスライダー、フォークが武器 pic.twitter.com/fGLn4xUj3R— おくら (@okura_toin) 2018年1月28日
◎選抜出場選手
遠投ランキング!①125m
・北野 凱士 選手
(明秀日立)・東妻 純平 選手
(智弁和歌山)③120m
・佐合 大輔 選手
・柳川 昇嬉 選手
・星本 大輝 選手
・扇谷 莉 選手
・大橋 修人 選手
・山瀬 慎之助 選手#選抜大会— 高校野球なんでも情報@ (@koukoyakyu_nan) 2018年3月9日
この時期だから全く意味無いけどドラフト予想してみようか
1根尾 昂(内・大阪桐蔭)
2小室 湧未(内・JR東日本)
3勝野 昌慶(投・三菱重工名古屋)
4頓宮 裕真(捕・亜細亜大)
5万波 中正(外・横浜)
6左澤 優(投・JX-ENEOS)
7知野 直人(内・新潟アルビレックスBC)
8大橋 修人(投・日本航空石川)— ハマノンタン (@hamanontan) 2018年3月9日
2018/2/19とやまいしかわ報知 #日本航空石川 #ツエーゲン金沢 #アラン #カマタマーレ讃岐 #大橋修人 #岐阜中央ボーイズ #根尾昂 #岐阜高山ボーイズ #大阪桐蔭 #竹内竜也 pic.twitter.com/KzAbzRvXWJ
— AKATSUKI@NIPPON (@eyeswithease) 2018年2月19日
Twitterの情報では遠投が120mだそう。
僕も高校時代、遠投はかなり自信があってチーム1だったんですがそれでも110mでした。
120mってもう化け物ですよ。今回の選抜で150kmを期待されるのも納得です・・・。
1.大橋修人選手プロフィール
世代 | 2000年度生まれ |
利き腕 | 右投右打 |
身長 | 176cm |
体重 | 76kg |
ポジション | 投手 |
所属 | 日本航空石川 |
学年 | 3年 |
球歴 | 中学:岐阜中央ボーイズ (2013-2015) 高校:日本航空石川 (2016-2018) |
全国大会(高校) | 高校2年 2017年全国高等学校野球選手権大会(2回戦) 2017年明治神宮野球大会(高校野球)(ベスト8) |
ドラフト | 2018年ドラフト候補 |
出典:球歴.com
身長176cm/体重76kg、MAX145kmのストレート、スライダー、フォークを武器に持つスリークォーター。
2年夏の甲子園では常時140km以上計測する力投を披露しました。ストレートは伸びが凄まじく、球速以上に速さを感じますね。
投げ終わった後の躍動感は見ていて惚れ惚れする。甲子園で投げる姿を見るのが本当に楽しみです。
大橋修人の出身は岐阜県羽島市、小学生3年生の時に軟式野球を始め、羽鳥中では岐阜中央ボーイズで硬式野球に進みました。
高校は日本航空石川に進学し、1年生の時からベンチ入りしています。
1年生秋の北信越大会から2番手投手の背番号10として出場、初戦・関根学園戦で1回1失点の実績を残しました。
2年生になると、背番号11で日本航空石川を8年ぶり2度目の県大会優勝に導きます。甲子園デビューですね。
3回戦の金沢西戦の先発を務め、8イニングスを3安打、奪三振6の無失点の好投しました。
甲子園2回戦では花咲徳栄戦にリリーフで登板しますが、9対3で敗退。投げたのは2イニングのみでしたが5安打3失点(自責0)と打たれながらも最速145㌔をマーク。
秋の大会はエース候補として期待されていましたが、県初戦で右肩痛を発症してしまいます。それでもチームは勝ち進み、大橋選手は北信越大会準々・日本文理戦で復帰。7安打1失点の好投で完投勝利を記録しました。チームは同大会で優勝。
大橋修人選手は、チームメートの杉本投手と共に2枚看板として期待されており、エースと呼ぶには尚早かもしれませんね。
一学年上には佐渡裕次郎投手という絶対的なエースがおり、登板機会は限られており経験があまり詰めていない方かもしれません。
日本航空石川の選抜出場校チーム紹介はこちら。
今回の選抜が春は初出場です。
大橋選手は岐阜県の高校ではなく、県外の石川県に野球留学(距離的に)でしょう。
夏は甲子園で2回戦、明治神宮大会ではベスト8まで残っており、日本航空石川の黄金期と言えるではないでしょうか。
2009年(創部7年)に夏の甲子園に出て以降、少し全国の舞台が遠ざかっていましたが、大橋選手を中心とし、着実に各大会で勝ち上がっています。
ところで、「日本航空」と名前のつく高校が甲子園に出ることがありますよね。
例えば山梨県の日本航空高校、というかこの高校を指しているのですが、日本航空石川もこちらの高校の併設校関係にあり、どちらも「航空科」があります。
パイロット養成の高校ということなんですね。
航空従事者の育成が主であり、毎年卒業生の約半数は併設の一貫教育校である日本航空大学校や日本航空専門学校への進学を選択しており、その他の卒業生は就職(航空機関係等)、あるいは他の大学・専修学校等への進学を選択している。
参考:日本航空高等学校石川
社会人になって思いますが、パイロットに一度でもなりたかった人生だな、と。(笑)
野球部が強いのは高校の宣伝のために良い選手を集めているからでしょうけど、パイロットにふわっとなりたいと思っている中学生やその親は野球を見ていてこの高校に息子を入れよう、などと思うんでしょうね。
僕も日本航空高校に行きたかった(脱線)
2.大橋修人選手出身の岐阜中央ボーイズとは?
僕はシニア出身なので岐阜中央ボーイズが強いのか、データもあまりなくわからないのですが卒団生の進学先を見ると名門ばかりです。
県立岐阜高校はもちろん、大垣日大、県外では中京大中京、愛工大銘仙、健大高崎、早稲田実業、横浜、慶応と全国屈指の実力を持つ野球部に選手を送り込んでいます。

多分かなり強いチーム、のはず。結構熱い選手も多いんじゃないですかね。
岐阜中央ボーイズのブログを読んで若かりし頃の青春時代を思い出してしまいました。(笑)
毎期の卒団生のブログがあり、思いを綴っていってるようです。素晴らしい文化だ。
中学野球選手の進路については詳しく別記事で書いていますので興味のある方は覗いてみてくださいね。
関連記事>>>中学野球選手の進路ってどう決まっていくの?
3.進路はプロ野球でしょ
大橋選手くらいの逸材であれば間違いなくプロ野球に進むでしょう。
秋は控え投手でしたが、今回の甲子園はどこで出番が来るのでしょう。
投げた後の躍動感が他の投手と決定的に違います。中学時代に同じ岐阜県出身の根尾選手と対戦し打たれたのでリベンジしたいと燃えているようです。
ライバルも日本トップ中のトップと意識も高いのが良い。
選抜でどれだけ結果が出せるのかも注目です。高校球児はここでガラッと将来の進路が変わっていきますからね。
関連記事>>>超高校級の球児の進路はどう決まるの?
以上、【大橋修人・日本航空石川】春の選抜で150km超えなるか、注目集まる…の話題でした!
2018年・選抜高校野球大会特集
- 【藤原恭大・大阪桐蔭】ミレニアム世代のリードオフマン2度目の選抜制覇へ
- 【横川凱・大阪桐蔭】安定感抜群のミレニアム世代エース左腕、選抜へ
- 【柿木蓮・大阪桐蔭】黄金世代のエース番号・MAX148km右腕のセンバツ
- 【細川拓哉・明秀日立】最速144キロ右腕の大黒柱は選抜で150kmを出すのか
- 【矢吹栄希・聖光学院】シュアな打撃でチームを選抜優勝へ
- 【伊藤大和・創成館】選抜では切れ味鋭い変化球で強豪をなぎ倒して欲しい
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